木花之佐久夜毘売命
(コノハナサクヤヒメノミコト) 京都通メンバ
木花之佐久夜毘売命(コノハナサクヤヒメノミコト)は、日本神話に登場する女神・国津神

古事記:本名:神阿多都比売(カムアタツヒメ) 別名:木花之佐久夜毘売
日本書紀:本名:神吾田鹿葦津姫命(カミアタカアシツヒメノミコト) 別名:木花開耶姫

別称:木華開耶姫、木花開耶媛命、酒解子神(サケトケノコノカミ)、
    神吾田津姫、豊吾田津姫(トヨアタツヒメ)、豊吾多津媛命(トヨアタツヒメノミコト)

父神:大山津見神(大山祇神)
母神:不明
性別:女神
姉神:石長比売(イワナガヒメ)
妹神:神大市姫神(カムオオイチヒメノカミ)、木花知流比売命(コノハナチルヒメノミコト)

夫神:邇邇芸命
子供:火照命(ホデリ)(海幸彦)、火須勢理命(ホスセリ)、火遠理命(山幸彦)

神祇:国津神
神格:山の神、酒造の神、火の神、安産の神

 木花之佐久夜毘売命(コノハナサクヤヒメノミコト)は、日本神話に登場する国津神(くにつかみ)

 とても麗しい女神で、降臨してきた邇邇芸命と出会ってすぐに求婚される

 一夜の契りで妊娠したことを疑われ、産屋に火をつけてその中で火照命・火須勢理命・火遠理命の3柱を産む

 その火遠理命の孫が、神倭伊波礼毘古命(カムヤマトイハレビコ)(神武天皇)となる

 父親の大山津見神は、姉の石長比売も一緒に嫁がせたが、
石長比売はあまりにも醜かったため邇邇芸命に帰されてしまい、
それにより、天皇命(すめらみこと)たちの寿命が短くなったといわれる

 山の神さん・お酒の神さん・安産の神さんとされ、
 富士山本宮浅間大社梅宮大社の主祭神などに祀られている

【古事記】

 <「古事記」に登場する段>
 古事記 木花之佐久夜毘売


   出展:[簿冊]「日本国開闢由来記」(204-0140)国立公文書館デジタルアーカイブ

【経緯】


【木花咲耶姫命を祭神とする主な神社】

 <富士山本宮浅間大社(静岡県富士宮市)>
 富士山を御神体とする
 全国の浅間神社約1300社の総社

 <荒見神社
 <梅宮大社
 <縣神社
 <敷地神社
 <三嶋神社
 <村山神社

【その他】

 <出産の守り神>
 木花之佐久夜毘売命が、自分で建てた産屋に火を放って、燃え盛る火の中で3人の子供を無事に出産したことに由来する
 全国の「子安神社」で祀られている

 <富士山の神霊>
 富士山を御神体とする浅間神社の祭神として、木花之佐久夜毘売命が祀られている
 木花之佐久夜毘売命が、全ての山の神とされる大山祗神の娘であることから、
さらに富士山が一番美しい山であること、古くから火を噴く神聖な山であったことからであるといわれる

 <酒造の神>
 父神の大山祗神を酒解神(サケトケノカミ)、木花咲耶姫命は、酒解子神(サカトケコノカミ)とされる
 「日本書紀」一書によると、木花咲耶姫命が天孫の邇邇芸命の子を出産した後、
卜占によって稲田を選び(狭名田)(現在の鹿児島県霧島市)、そこで収穫した神聖な米で、
大山祗神が天舐酒(アマノタムケザケ)を醸造し、3人の子の誕生を祝ったとされることから「酒造の神」とされる

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