隠れ念仏(かくれねんぶつ)

正式名称:空也踊躍念仏(くうやゆやくねんぶつ)

日程:12月13日〜31日

場所:六波羅蜜寺 (京都市東山区松原通大和大路東入ル二丁目轆轤町)   名所地図情報名所

重要無形民族文化財

 隠れ念仏(かくれねんぶつ)は、12月13日〜31日に六波羅蜜寺で行われる行事

 空也上人が、京に疫病が流行したとき、救済を願って始められ、「空也踊躍念仏」と称される

 その後、浄土真宗の弾圧を受けた時にも、密かに踊り念仏を続けてきたため「隠れ念仏」とも称される

【隠れ念仏】

 12月13日〜31日に六波羅蜜寺で行われる

 平安時代中期の951年(皇紀1611)天暦5年
 京都で疫病が流行したときに、空也上人が、人々の救済を願って始められたといわれる

 現在では、罪業消滅(ざいごうしょうめつ)を願う念仏として毎年行われている

 僧侶たちが、鉦を叩きながら「モーダナンマイトー」と念仏を唱え、本堂内を円を描くように回る

 念仏にあわせて上を仰ぎ見たり、足踏みをしてリズムを取ることから、踊っているように見える

 念仏の後、参拝者は、お焼香をあげ、厄除けの御守りが授与される

 12月31日、は非公開で行われる

【その他】

 <隠れ念仏(かくれねんぶつ)>
 浄土真宗が弾圧されたり、信仰を禁止されたことに対して、隠れて信仰を続けた人や集団のこと
 薩摩藩では、1876年(皇紀2536)明治9年まで300年以上も禁止されていた

【六波羅蜜寺へのアクセス】

 市バス 清水道、あるいは、五条坂 徒歩5分
 京阪電車 五条駅 徒歩約10分

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