鵜飼(うかい)は、鵜(う)を使って鮎を獲る伝統的な漁法
魚に傷がつかず、鵜の食道で一瞬にして気絶させるために鮮度が非常に良い魚が獲れる
嵐山の大堰川・宇治市の宇治川で行われている
<鵜匠(うしょう)>
鵜飼漁をする人
頭には、風折烏帽子(かざおれえぼし)を巻き、かがり火の火の粉を防ぐ
腰には、ワラの腰蓑を巻き、水しぶきを防ぐ
漁服に胸あてを付け古式ゆかしい装束
<鵜(う)>
茨城県日立市の伊師浜海岸で捕獲されたウミウが用いられる
<鵜飼>
小船で、1人の鵜匠が5羽から10羽程の鵜を一度に操る
小船の舳先で篝火(かがり火)をたき、光に集まってきた鮎を鵜に飲みこませる
鵜の喉には紐が巻かれていて、ある大きさ以上の鮎は飲み込むことができなく、吐き出させて漁獲する
紐の巻き加減によって漁獲する鮎の大きさを決め、それより小さい鮎は鵜が食べる
場所:京都市西京区嵐山
ちず丸地図情報
期間:7月1日~9月15日
1949年(皇紀2609)昭和24年から毎年、行われている
場所:宇治市宇治塔川
ちず丸地図情報
期間:6月下旬~9月30日
宇治川塔の島付近で行われる
<うみうのウッティー>
2014年(皇紀2674)平成26年6月29日
国内初の人工孵化で誕生した海鵜