八木邸(やぎてい)
(八木家住宅) 京都通メンバ
所在地:京都市中京区壬生梛ノ宮町 
   名所地図情報名所

京都市指定有形文化財「八木家住宅」(1983年(皇紀2643)昭和58年6月1日指定)

 八木邸(やぎてい)(八木家住宅)は、壬生壬生寺の東隣にある郷士 八木家の邸宅

 幕末維新には新選組近藤勇土方歳三らの宿所となり、新選組の屯所として使われた

【八木邸の歴史・経緯】



【八木家邸宅】

 長屋門、母屋に式台を備えた本玄関がある武家屋敷風造

 京都市指定有形文化財

 <長屋門>
 東に面している
 腰に下見板があり、張り与力窓や出格子窓がある
 桁行15m、梁間3.9m、切妻造、桟瓦葺
 1804年(皇紀2464)文化元年の建立

 <母屋>
 南面して建つ
 西端に土間が奥まで通っている
 土間に沿って南北方向に居室が3室ずつ2列になっている
 北に、仏間奥座敷が一列に並んでいる
 入口は、土間部分と、東南隅に式台を備えた本玄関(4畳)がある
 本玄関から、中の間(6畳)、奥座敷(8畳)と続く
 本玄関の西隣に内玄関(4畳半)があり身内はこちらの玄関を利用した
 内玄関から、箱階段のある中の間、奥の居室(6畳)がある
 西端に土間、台所があり奥(北側)まで通じている
 北端に縁側、中庭、井戸などがある
 桁行・梁間10.9m、一部二階建て、切妻造、桟瓦葺
 1809年(皇紀2469)文化6年の建立

 室内での斬り合いを防ぐために、低めの天井になっているといわれる

 新撰組屯所に使われたときには、600坪の敷地があった
 敷地の北東(現在の和菓子店付近)に離れ座敷(6畳・4畳半・3畳・板の間)があり、8人の隊士が寝起きしていた
 その後、母屋も用いられた

 奥座敷は、新選組三大内部抗争の一つ、芹澤鴨、平山五郎ら4人が斬殺されたところで、
その刀傷の一部が現存する

 <道場「久武館」>
 東西3間半、南北8間半が、新選組により新築された

【その他】

 <八木(南)家住宅(京都市登録有形文化財)>
 現在の地より150mほど南、壬生寺の南側にある


 <水色>
 壬生は湧水が出るところで、水質にも恵まれ、壬生菜・菜種・藍などの産地でもあった
 藍で染めた水色は壬生の色とされ、壬生大念仏狂言で用いられる手拭いも水色が用いられて
 新選組の羽織の段だら模様の水色も、壬生の色にちなむ

【八木邸へのアクセス】

 市バス 壬生寺道 徒歩すぐ
 阪急電車 大宮駅 徒歩約10分
 嵐電 四条大宮駅 徒歩約10分


【京都検定 第23回3級】

【京都検定 第17回1級】

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