西本願寺(にしほんがんじ)
(NishiHonganJi) 京都通メンバ
正式名称:本願寺(ほんがんじ)

所在地:京都市下京区堀川通花屋町下ル門前町     卍地図情報卍

浄土真宗本願寺派の総本山

山号:龍谷山(りゅうこくざん)

本尊:阿弥陀如来

開基:覚信尼親鸞聖人の末娘)

中興の祖:本願寺第八代 蓮如上人

世界遺産(古都京都の文化財)の一つ  右矢印次の世界遺産へ右矢印

浄土真宗五門跡の一つ

 西本願寺は、京都駅の北西、堀川通に面してある寺院

 正式名所は、「本願寺(ほんがんじ)」と称され浄土真宗本願寺派の総本山

 10月中旬〜11月の花の名所

西本願寺の写真集

【西本願寺の歴史・経緯】




【西本願寺の伽藍】

 西本願寺の境内には、桃山文化を代表する建造物や庭園が多く残されている

 西本願寺の境内は、国の史跡に指定されている

 建物の配置と構造は、真宗建築の典型

 国宝8棟(阿弥陀堂・唐門・北能舞台・黒書院・伝廊・御影堂・書院・飛雲閣)
 重要文化財10棟(鐘楼・総門・御影堂門・阿弥陀堂門・手水所・経蔵・鼓楼・玄関・能舞台・浴室)


 <阿弥陀堂(あみだどう)(本堂)(国宝)>
 御影堂の北に建つ本堂で、本尊の阿弥陀如来像が安置されている
 桁行南北45.2m、梁間東西42.1m、一重、入母屋造、本瓦葺、高さ25m、向拝三間
 御影堂よりひとまわり小さい
 内陣は金箔や彫刻、彩色等で荘厳されている
 外陣は広い畳敷
 御影堂と渡廊下を介して両堂を参拝できる
 御影堂とともに江戸時代の真宗伽藍の典型的な建物で、各地の御影堂と阿弥陀堂の壮大な両堂を並立させる模範となった
 1760年(皇紀2420)宝暦10年
 現在の本堂が、12年の歳月をかけて再建された
 2014年(皇紀2674)平成26年9月18日 国宝に指定される(附:渡廊下、喚鐘廊下)

 <御影堂(ごえいどう)(大師堂)(国宝)>
 桁行南北62.1m、梁間東西48.3m、一重、入母屋造、向拝三間、本瓦葺、高さ29m
 宗祖 親鸞聖人の等身大の木像が安置されており、本堂よりも大きく造られており、現存する最大級の規模
 内陣は金箔、彫刻欄間、障壁画、彩色等で荘厳されている
 外陣は多くの門信徒を収容するため、特に広く作られ441畳あり、太い柱が林立して上部に虹梁を架け渡す
 1636年(皇紀2296)寛永13年の建立
 1876年(皇紀2536)明治9年11月28日
 明治天皇より御宸筆の大師号の「見真」の扁額が親鸞聖人に贈られ、正面に掲げられる
 1999年(皇紀2659)平成11年
 「寛政の大修復」(1800年(皇紀2460)寛政12年)以来2回目の「平成大修復」が10年間にわたり行われる
 2014年(皇紀2674)平成26年9月18日 国宝に指定される

 <書院(対面所及び白書院)(国宝)>
 南側の対面所と、背後(北側)の白書院からなる代表的な書院造
 対面所は、162畳の広い部屋で、北側に37畳半の上段があり、床と帳台構がある
 渡辺了慶の筆とされる障壁画で飾られ、欄間に鴻の彫物があることから「鴻の間」とも称される
 上段の東には、棚・書院がある上々段がある
 対面所の西側は、雀之間・雁之間・菊之間などの小部屋に分かれている
 白書院は、三室からなり、門主との公的な対面の間
 主室は24畳の紫明之間、東側10畳を上段とし、床・棚・書院・帳台構がある
 紫明之間の東側上段の床裏には「装束之間」と称される6畳の床・棚付がある
 対面所と白書院中之間には納戸二室がある
 対面所と白書院の周囲には、東西北三面に狭屋之間(入側)があり、南面・装束之間の東面は板敷の広縁となっている
 南北は能舞台、東は庭園に面している
 対面所、白書院とも畳を一部上げることで、能舞台に転化できる
 桁行38.5m、梁間29.5m、一重、入母屋造、妻入、庇・濡縁付、本瓦葺

 1618年(皇紀2278)元和4年の建立
 1633年(皇紀2293)寛永10年 西に移して方向を90度回転させる
 1898年(皇紀2558)明治31年12月28日 重要文化財に指定される
 1952年(皇紀2612)昭和27年11月22日 国宝に指定される

 <大書院庭園(国の史跡特別名勝
 対面所東側の庭園
 「虎渓の庭(こけいのにわ)」と称される
 桃山様式屈指の枯山水庭園


 <黒書院(国宝)>
 白書院(国宝)の東北部にあたり、伝廊でつながっている
 門主の執務室所
 白書院は表向きの対面所で、黒書院は内向きで数寄屋造風の書院造の洗練された造り
 主室は11畳の「一の間」、20畳の「二の間」の2室
 一の間の背面に、6畳の茶室があり、白書院東北部の土間からも入れるようになっている
 桁行正面六間、背面七間、梁間左側面四間、右側面六間、二重、寄棟造、こけら葺
 1657年(皇紀2317)明暦3年の建立
 1913年(皇紀2573)大正2年4月14日 「黒書院及び伝廊 黒書院」として重要文化財に指定される
 1956年(皇紀2616)昭和31年6月28日 「黒書院及び伝廊 黒書院」として国宝に指定される

 <伝廊(でんろう)(国宝)>
 白書院の東北部にあり、白書院と黒書院をつないでいる
 数寄屋造風な書院造
 桁行四間、梁間二間、一重、両下造、こけら葺
 1657年(皇紀2317)明暦3年の建立
 1913年(皇紀2573)大正2年4月14日 「黒書院及び伝廊 伝廊」として重要文化財に指定される
 1956年(皇紀2616)昭和31年6月28日 「黒書院及び伝廊 伝廊」として国宝に指定される


 <北能舞台(きたのうぶたい)(国宝
 白書院の北側前庭に、上段の間に相対するように設けられた能舞台  現在する最古の能舞台
 屋根が比較的小さく、後座も本舞台と同じ様に床板が縦に張られており、橋掛の舞台となす角度が急なことなどが特徴
 自由な古式の桃山様式の建築
 舞台:桁行一間、梁間一間、一重、正面入母屋造、背面切妻造
 脇座:庇造、葺きおろし、檜皮葺、後座、桁行一間、梁間一間、片流、こけら葺
 橋掛:桁行三間、梁間一間、一重、両下造、檜皮葺
 対面所にはもう一つの能舞台(重要文化財)がある
 1581年(皇紀2241)天正9年の建立の墨書銘がある
 1908年(皇紀2568)明治41年8月1日 重要文化財に指定される
 1953年(皇紀2613)昭和28年3月31日 国宝に指定される

 <飛雲閣(ひうんかく)(国宝
 境内東南隅に位置する滴翠園(てきすいえん)の滄浪池(そうろうち)に臨んで北面してある三層の楼閣
 聚楽第の遺構といわれ、桃山様式の建築
 初層は、招賢殿、柳の間と八景之間、池からの出入りを想定した舟入之間(ふないりのま)、茶室がある
 二層は、三十六歌仙を描いた歌仙之間
 三層は、摘星楼(てきせいろう)で、周囲に花頭窓がある
 南面・北面25.8m、東面11.8m、西面12.5m、こけら葺
 金閣銀閣とともに「京都の三閣」と称される
 金閣銀閣は左右対称であるが、建物全体の景観を非左右対称にし、見る位置によっていろいろと変化する
 1586年(皇紀2246)天正14年頃
 豊臣秀吉が造営した聚楽第の中に建立される
 寛永年間(1624年~1644年) 現在の地に移築されたといわれる
 1897年(皇紀2557)明治30年12月28日 重要文化財に指定される
 1951年(皇紀2611)昭和26年6月9日 国宝に指定される


 <手水所(ちょうずしょ)(重要文化財)>
 桁行二間、梁間一間、一重、入母屋造、本瓦葺、石水盤・井戸付
 花崗岩床の四半敷、鏡天井
 1810年(皇紀2470)文化7年の建立
 2014年(皇紀2674)平成26年9月18日 重要文化財に指定される

 <玄関・浪之間・虎之間・太鼓之間 1棟(重要文化財)>
 一重、入母屋造、檜皮葺
 玄関、波之間:桁行六間、梁間五間
 虎之間、太鼓之間:桁行五間、梁間九間
 江戸時代初期の建立
 1904年(皇紀2564)明治37年2月18日 重要文化財に指定される

 <能舞台(南能舞台)附:橋掛(重要文化財)>
 白書院の南側の対面所に面する能舞台  白書院の北側前庭には北能舞台(国宝)もある
 桁行一間、梁間一間、一重、切妻造、妻正面、檜皮葺
 桃山時代の建立
 1910年(皇紀2570)明治43年8月29日 重要文化財に指定される

   <浴室(黄鶴台)(おうかくだい)附:廻廊(重要文化財)>
 桁行十一間、梁間四間、一重、寄棟造、こけら葺
 桃山時代の建立
 1908年(皇紀2568)明治41年8月1日 重要文化財に指定される

 <経蔵(きょうぞう)(重要文化財)>
 天海の開版による一切経(大蔵経)656函、6323巻が納められている
 桁行一間、梁間一間、一重、裳階付、宝形造、本瓦葺
 内部に、書棚を持った回転する構造となっている八角形の大きな堂があり「転輪蔵」と称される
 頂部には、古い鏡1,000枚から作られた銅製銀宝珠がある
 正面に、書棚の発案者といわれる梁の居士 傳大士の像と、その左右に二童子と八天像が安置されている
 これらの像は、寂如上人が、渡辺廏雲に作られたものといわれる
 裳階内側の腰廻りには、肥前伊万里の有田焼柿右衛門系の陶工による最も初期の作品である2種類の龍を描いた腰胸板(瓦)が貼られている
 1648年(皇紀2308)慶安元年
 一切経が、良如上人のときに、江戸幕府から購入される
 1678年(皇紀2338)延宝6年
 寂如上人のときに、経蔵が建立され、寂如上人の筆による「転輪蔵」の扁額がかけられる
 大工は、伊豆守宗俊
 1759年(皇紀2419)宝暦9年
 阿弥陀堂の再建に伴い、現在の地へ移された
 2014年(皇紀2674)平成26年9月18日 重要文化財に指定される

 <鐘楼(しょうろう)(重要文化財)>
 桁行一間、梁間一間、一重、切妻造、本瓦葺
 1618年(皇紀2278)元和4年の建立
 1910年(皇紀2570)明治43年8月29日 重要文化財に指定される

 <鼓楼(ころう)(重要文化財)>
 桁行四間、梁間四間、二重、入母屋造、本瓦葺
 下層に方三間の上層を載せた望楼風の形式の城郭建築風
 上下層とも東西棟の入母屋造、本瓦葺
 内部は3階建、3階は板間で化粧屋根裏天井として、太鼓が置かれている
 1789年(皇紀2449)寛政元年の建立の瓦銘がある
 2014年(皇紀2674)平成26年9月18日 重要文化財に指定される

 <太鼓楼>
 境内の北東隅に建つ重層の楼閣
 法要の合図として打たれていた太鼓が安置されている
 胴部がツツジの木で作られており、奈良・西大寺の遺品で、山科本願寺で使用されていたといわれ、
 江戸時代初期には、境内の南東隅に、太鼓を吊るした建物があったといわれる
 1760年(皇紀2420)宝暦10年
 親鸞聖人500回忌の際に境内が大規模に整備されたときに、現在の太鼓楼が建立される
 1789年(皇紀2449)寛政元年
 第17代 法如上人のときに修復が行われ、新たな太鼓もおかれ、現在は2つある
 幕末維新のときには、新選組の屯所になったといわれる


 <唐門(からもん)(国宝
 北小路通に面して建つ四脚門
 「勅使門」でもある
 伏見城の遺構といわれる桃山様式の建築
 前後に唐破風があり、組物や扉などに彩色彫刻が施され、精緻な飾金物が打たれた華麗な門
 屋根は両面が入母屋造、檜皮葺
 建築細部の彫刻を眺めていると日の暮れるのも忘れるといわれ、通称「日暮門(ひぐらしもん)」と称される
 豊臣秀吉を祀っている豊国神社の唐門(国宝)と同じ形式  1618年(皇紀2278)元和4年
 御影堂門の前にあったものを現在の地に移築して、彫刻を飾るなど改造される
 1898年(皇紀2558)明治31年12月28日 重要文化財に指定される
 1953年(皇紀2613)昭和28年3月31日 国宝に指定される


 <御影堂門(ごえいどうもん)(重要文化財)>
 堀川通に面した南側の門
 桁行10.7m、梁間7.3mの大規模な四脚門、入母屋造、本瓦葺、天井は小組格天井
 彫刻や錺金具などで装飾されている
 組物構成や各部造作の組み合わせに独創性がある
 1645年(皇紀2305)正保2年の建立の瓦銘がある
 2014年(皇紀2674)平成26年9月18日 重要文化財に指定される

 <阿弥陀堂門(あみだどうもん)(重要文化財)>
 堀川通に面した北側の門
 桁行7.3m、梁間6.1mの、境内では御影堂門に次ぐ大規模な四脚門、切妻造、檜皮葺
 正面と背面に軒唐破風が付けられている
 桟唐戸は透彫彫刻で飾られ、随所に錺金具がちりばめられている
 1802年(皇紀2462)享和2年の建立
 2014年(皇紀2674)平成26年9月18日 重要文化財に指定される

 <総門(そうもん)(重要文化財)>
 堀川通を挟んだ御影堂門の前、正面通の出口に立つ
 門扉と左右の控柱に瓦屋根をつけた大型の一間高麗門
 切妻造、本瓦葺、南北の両脇に袖塀がつけられている
 車両の通行可能
 江戸時代末期の建立とされる
 2014年(皇紀2674)平成26年9月18日 重要文化財に指定される

 <御成門(重要文化財附指定)>
 一間高麗門で両脇に潜戸と袖塀を付ける、切妻造、本瓦葺
 扉板は欅(ケヤキ)の一枚板で、扉上部には精緻な透彫がある
 江戸時代後期の建立

 <目隠塀(重要文化財附指定)>
 五間の真壁造、切妻造、本瓦葺
 江戸時代後期の建立

 <築地塀 3棟(重要文化財附指定)>
 切妻造、本瓦葺、表面は大津壁仕上げで、五本の定規筋を引く
 端部の切妻面には蟇股がある
 江戸時代後期の建立

 <大玄関門>
 北小路通に面して、唐門の西に建つ

 <北小路門>
 堀川通に面して、御影堂門の南、北小路の入口に建つ門
 西本願寺と興正寺の間に立っている


 <蓮の噴水>

 <龍虎殿>
 社務所

 <大銀杏(イチョウ)(京都市指定天然記念物
 イチョウ科のイチョウ(雄木)
 地上1.5m〜3m付近から各方向へ太い水平枝・斜上枝を出す珍しい樹
 1788年(皇紀2448)天明8年
 天明の大火のとき御影堂へ水を吹きかけ類焼を防いだといわれ、「水吹きイチョウ」「火伏せのイチョウ」と称される







【西本願寺の別院】

 <西大谷
 宗祖 親鸞聖人の墓所(廟所、祖廟)

 <日野誕生院
 飛地境内
 開祖 親鸞聖人が生まれた場所

 <北山別院
 親鸞聖人が、得度後、1年間ほど修業をして「御里坊(ごりぼう)」と称される




【西本願寺の寺宝】

 <紙本墨画 親鸞聖人像(鏡御影)1幅(国宝)>
 (附:絹本著色親鸞聖人像(安城御影)・ 絹本著色親鸞聖人像(安城御影副本))
 鎌倉時代の作
 鏡御影(かがみのごえい)と、附けたりの「安城御影」「安城御影副本」がある
 鏡御影には、「専阿弥陀仏」の延慶三年(1310年(皇紀1970)延慶3年)の裏書がある
 安城御影には、願生偈、大無量寿経・正信偈の要文の自筆書入れがある
 1956年(皇紀2616)昭和31年6月28日 国宝に指定される

 <絹本著色 親鸞聖人絵伝(えでん)6幅(重要文化財)>
 親鸞聖人の絵伝としては他に例のない六幅構成の作品
 縦155.0cm X 横87.3cm
 第一幅から第五幅までは、各事績はおおむね下から上へ展開している
 第一幅より第六幅まで、四季絵的構成が緩やかに推移している
 第一幅:出家得度、吉水入室
 第二幅:六角夢想、選択付属、信行両座、信心諍論
 第三幅:越後流罪、稲田興法
 第四幅:善光寺の景観と山伏済度の段
 第五幅:箱根霊告、熊野霊告
 第六幅:熊野霊告(那智滝)、洛陽遷化、大谷廟堂の段
 南北朝時代の作
 聖徳太子法然上人の絵伝を所持していた万福寺(甲斐国等々力)に伝来したもの
 江戸時代中頃に本願寺に納められた
 2013年(皇紀2673)平成25年6月19日 重要文化財に指定される

 <松鶴図
 大書院対面所(国宝)の下段の間の障壁画
 渡辺了慶の作
 渡辺了慶は、桃山時代から江戸時代初期にかけて活躍した絵師で、狩野光信に学び、西本願寺の障壁画制作の
中心的役割を果たす
 後に、「狩野了慶」とも称される

 <瀑布山水図(ばくふさんすいず)>
 簡素にまとめられた黒書院の障壁画
 狩野探幽(かのうたんゆう)の55歳の作

 <三十六人家集(三十七帖)>
 藤原公任が選んだ三十六歌仙の写本の中で最古のもの

 <善信聖人絵(二巻)(重要文化財)>
 親鸞聖人の生涯を描かれる

 <歎異抄(重要文化財)>
 蓮如上人が写したもの

 <慕帰絵(十巻)(重要文化財)>
 第三代 覚如(かくにょ)の生涯を描かれる

 <熊野懐紙(くまのかいし)>

 <阿弥陀経註(あみだきょうちゅう)>

 <梵鐘(重要文化財)>
 平安時代の作
 口径106.4cm、高さ158.2cm、重さ1.8t

【西本願寺の祭事】

 <御正忌報恩講
 1月9日から16日の8日間
 宗祖 親鸞聖人のご遺徳をしのび、その尽力を通じて阿弥陀如来の本願による救いを祈願する法要
 最大級の年中行事


 <花まつり灌仏会
 4月8日
 釈迦の誕生仏に甘茶をかけて、釈迦の誕生日を祝う行事
 釈迦がインドの北、現在のネパールにあるルンビニーの花園で生まれたとき
花が咲き乱れ、天から甘露の雨が降り注いだといわれていることにちなむ


 <親鸞聖人降誕会>
 5月20日・21日
 宗祖 親鸞聖人のご誕生を祝う法要
 飛雲閣(国宝)で抹茶接待や、南能舞台(重要文化財)で祝賀能などが奉納される


 <お煤払い
 12月20日
 西本願寺と東本願寺で行われる

 <帰敬式(ききょうしき)(おかみそり)>
 宗門校の相愛学園(大阪市)の学生が、卒業後も仏門への帰依を誓う儀式
 阿弥陀堂にて、白い珠数を手に「仏、法、僧」に帰依することを誓う三帰依を唱え、
門主により、一人一人の頭に金色のかみそりが3度当てられる

 <晨朝法要(じんじょうほうよう)
 浄土真宗において毎朝行われる勤行
 「晨朝」とは、卯の刻(午前6時頃)のこと
 阿弥陀経などの読誦や法話が行われる
 「おあさじ」「あさじ」「おじんちょう」とも称される



西本願寺の七不思議


 <水吹き銀杏(いちょう)(京都市指定天然記念物)>
 <逆さ銀杏>
 <太鼓楼>
 <日暮門(国宝)>
 <抜け雀>
 <逆遠近法の障壁画>
 <白州水屋の手水鉢>
 <梟の灯籠>
 <三面大黒天像



【その他】

 <茶道の宗家 藪内家
 代々西本願寺の保護を受けてきた

 <松風
 西本願寺の御用茶菓子
 第11世 顕如が、籠城していたときに春近が作った菓子をしみじみと味わいながら、
 「わすれては 波のおとかとおもうなり 枕に近き 庭の松風」と歌を一首詠んだことが名前の由来



 <京都博覧会
 1871年(皇紀2531)明治4年10月10日
 日本最初の博覧会の会場となる
 1ヶ月開催され、入場者は約1万人


 <截金
 わずか、西本願寺、東本願寺で伝承される伝統工芸品

 <龍谷大学
 江戸時代初期に西本願寺の学寮として創立される

 <西本願寺の甍(いらか)>
 下京区の下京八景に選定されている


 <東西両本願寺門前町
 京仏壇京仏具、お香などの老舗が軒を連ね、歴史と伝統文化の薫りを感じながら散策を楽しめるエリア



西本願寺の写真集

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