キザクラ・カッパカントリー(Kizakura Kappa Country)


所在地:京都市伏見区塩屋町   地図情報

運営:黄桜株式会社

 キザクラ・カッパカントリーは、伏見にある酒造業者 黄桜が運営するテーマパーク

 情緒ある白壁の外観の中に、麦酒工房や清酒工房、黄桜記念館、地ビールレストランなどが設けられている

 「カッパッパー ルンパッパー」の懐かしいCFや、河童(カッパ)の歴史や伝承なども展示されている

【黄桜の歴史・経緯】




【キザクラ・カッパカントリー】

 <黄桜広場(Kappa Garden)>
 4月には中庭で、普通の桜より10日程遅れて黄桜(サトザクラ)が満開になる

 伏見の名水「伏水」が注ぎ出ている
 日本では珍しい硬水

 <麦酒工房(Kappa Beer Brewery)>
 黄桜麦酒酒蔵仕込は、発酵中に生じる泡とともに表面まで浮き上がる酵母を使って造る上面発酵ビール
 イギリスなどヨーロッパではほとんどがこの上面発酵ビールとされる
 下面発酵で造られたビールよりコクのある美味しさがあるといわれる
 伏見の名水「伏水」が用いられている

 <清酒工房(Kappa Sake Brewery)>
 1933年(皇紀2593)昭和8年建築
 今も稼働を続けている
 冬場には、南部杜氏の手によって吟醸酒などの特定名称酒を中心に醸造が行われている

 <黄桜記念館(Kappa Gallery)>
 黄桜のCFで使用された清水崑と小島功の原画が展示されている
 CFライブラリーコーナでは、昭和30年代からの黄桜のCFが見れる
 歴代の広告ポスターなどもある

 「河童資料館」では、河童の歴史と全国の河童の伝承・資料が集められている
 等身大の河童のフィギュアも置かれている

 江戸時代の酒造りの工程や道具、酒にまつわる雑学などが展示されている

 <黄桜酒場(Kappa Tengoku)>
 ここでしか飲めない伏見のお酒、麦酒工房の地ビール、おくどさんで炊き上げた御飯がいただける

 <黄桜商店(Kappa Shop)>

【黄桜の主な製品】

 <本造り黄桜>
 <金印黄桜>
 <呑(ドン)>
 <辛口一献>
 <山廃仕込>
 <生酒本醸造>

 <ホワイトナイル>
 京都大学と早稲田大学と黄桜株式会社とで共同開発されたビール
 2006年(皇紀2666)平成18年4月発売
 紀元前8000年頃、古代エジプトで栽培されるようになった「エンマー小麦」と麦芽を伏水で仕込む
 たおやかな風味

 <ブルーナイル>
 京都大学と早稲田大学と黄桜株式会社とで共同開発された発泡酒
 2007年(皇紀2667)平成19年8月発売
 紀元前1000年頃から古代エジプトで栽培されるようになった「デュラム小麦」(エンマー小麦の近縁種)と
麦芽を主原料に、柚子(ゆず)と、地中海東部原産の香辛料「コリアンダー」を用いて醸されている

 <ルビーナイル>
 京都大学と早稲田大学と黄桜株式会社とで共同開発されたハイアルコールビール
 2008年(皇紀2668)平成20年9月発売
 1920年代まで栽培されていたといわれる小麦 「ピラミダーレ」を復活させ、麦芽とともに醸造させた
 まろやかな味

 <京都麦酒 蔵のかほり>
 1995年(皇紀2655)平成7年
 京都で最初の地ビール
 清酒酵母を使用した清酒風味がほのかに香るまろやかな、淡い山吹色のビール

 <京都麦酒 アルト>
 1995年(皇紀2655)平成7年
 京都で最初の地ビール
 香ばしい麦芽の香りとホップの苦みが絶妙に調和した、濃い赤銅色のビール

 <京都麦酒 ケルシュ>
 1995年(皇紀2655)平成7年
 京都で最初の地ビール
 華やかな香りとさっぱりとした、淡い黄金色のビール

【その他】

 <黄桜の由来>
 黄桜は、別名「鬱金桜」とも称されるサトザクラの一種
 透き通るようなうす萌黄色の花びらが特徴
 創業者 松本治六郎が、特にこの桜を好んだといわれる

【キザクラ・カッパカントリーへのアクセス】

 市バス・京阪バス 京橋 徒歩約5分
 京阪電車 本線 中書島駅 徒歩約5分 または 伏見桃山駅 徒歩約10分
 近鉄電車 京都線 桃山御陵前駅 徒歩約10分
 JR奈良線 桃山駅 徒歩約20分

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