法性寺(ほっしょうじ)は、平安時代中期に創建され、藤原氏の氏寺として栄えたところ
明治維新以後、旧名を継いで再建され、現在は、小さな尼寺となっている
<本堂>
<観音堂>
明治維新以後に再建されたもの
<木造 千手観音立像(せんじゅかんのんりゅうぞう)1躯(国宝)>
本堂に安置されている千手観音
旧潅頂堂(かんちょうどう)の本尊
3面の本面に、その上に24面を持つ珍しい姿
藤原忠平が、42歳のときに難病にかかり、この観音菩薩に祈祷したところ数日で回復されたことで
「厄除観世音」と称される
女性にも信仰を集めている
平安時代の作
1903年(皇紀2563)明治36年4月15日 重要文化財に指定される
1952年(皇紀2612)昭和27年11月22日 国宝に指定される
「かれきしに みのりのふねの ほうせいぢ じょうぢのうみを やすくわたせる」