<絹本着色 山越阿弥陀図(やまごしあみだず)1幅 永観堂>
なだらかな山々の向こうに、転法輪印を結んだ阿弥陀如来が正面を向いた上半身が描かれている来迎図
<紙本着色 北野天神縁起(絵巻)8巻 北野天満宮>
菅原道真の生涯や没後の内裏清涼殿に落雷する様子などが描かれている
<紙本墨画淡彩 天橋立図(雪舟筆) 京都国立博物館>
室町時代の僧で水墨画の大成者といわれる雪舟が日本三景の一つを描いた
<絹本著色 釈迦金棺出現図 京都国立博物館>
<絹本著色 十二天像 京都国立博物館>
<絹本著色 山水屏風(六曲屏風) 京都国立博物館>
<絹本著色 山越阿弥陀図 京都国立博物館>
<紙本著色 病草紙 京都国立博物館>
<紙本著色 餓鬼草紙 京都国立博物館>
<白描絵料紙墨書 金光明経(巻第三) 京都国立博物館>
<紙本墨画 蓮池水禽図(俵屋宗達筆) 京都国立博物館>
<紙本金地著色 風神雷神図 二曲屏風一双 建仁寺>
俵屋宗達の代表作の一つで独自に考案した「たらしこみ技法」が用いられている
<紙本墨画 鳥獣人物戯画 4巻 高山寺>
日本の漫画のルーツといわれる猿や蛙などを人間に見立ててユーモラスに描いた絵巻物
<紙本著色 明恵上人像(みょうえしょうにんぞう)1幅 高山寺>
樹の上で座禅している明恵上人の肖像画
<絹本著色 仏眼仏母像(ぶつげんぶつもぞう)1幅 高山寺>
明恵上人の念持仏の絵
<紙本著色 華厳宗祖師絵伝(けごんしゅうそしえでん)(華厳縁起)7巻 高山寺>
新羅の華厳宗の祖とされる義湘と元暁の伝記絵巻
<絹本墨画 山水図(さんすいず)2幅 高桐院>
中国 南宋の宮廷画院の画家 李唐(りとう)の作品
<紙本墨画 渓陰小築図(けいいんしょうちくず)1幅 金地院)>
画僧 明兆の筆、太白真玄が序を書き、大岳周崇ら6人の五山僧が題詩を書いている
<絹本着色 秋景冬景山水図(しゅうけいとうけいさんすいず)2幅 金地院>
中国 北宋8代皇帝 徽宗皇帝(きそうこうてい)の筆といわれる水墨淡彩の風景画
<方丈障壁画 38面 聚光院>
狩野永徳が24歳のときの作品で、方丈の障壁画を父親 狩野松栄と共に描く
<絹本著色 阿弥陀三尊像(あみださんぞんぞう)3幅 清浄華院>
現存する中国 南宋仏画の中でも白眉とされる貴重な作品
<絹本著色 不動明王二童子像(ふどうみょうおうにどうじぞう)1幅 青蓮院>
「青不動」と称される、日本三大不動の一つ
<紙本著色 絵因果経1巻 上品蓮台寺>
奈良時代の釈尊(釈迦)の生涯と前世での修行の物語を説いた伝記を絵解きした経典
<紫綾金銀泥絵 両界曼荼羅図(高雄曼荼羅)2幅 神護寺>
空海が唐から請来したものを手本に手本に書写したという現存最古の両界曼荼羅図
<絹本着色 伝源頼朝像(でんみなもとよりともぞう)1幅 神護寺>
<絹本着色 伝平重盛像(でんたいらのしげもりぞう)1幅 神護寺>
<絹本著色 伝藤原光能像(でんふじわらみつよしぞう)1幅 神護寺>
3点ともに日本の肖像画史上の傑作とされる
<絹本著色 釈迦如来像 神護寺>
通称「赤釈迦」と称される
<絹本着色 山水屏風(せんずいびょうぶ)六曲屏風一隻 神護寺>
平安時代末から鎌倉時代初期の大和絵屏風の唯一の遺品
<絹本著色 十六羅漢像(じゅうろくらかんぞう)16幅 清凉寺>
中国 北宋時代の羅漢像として唯一の遺品
<絹本著色 秋野牧牛図 財団法人泉屋博古館(左京区鹿ヶ谷)>
<紙本著色 絵因果経1巻 醍醐寺(報恩院旧蔵)>
奈良時代の釈尊(釈迦)の生涯と前世での修行の物語を説いた伝記を絵解きした経典
<板絵著色 五重塔初重壁画(ごじゅうのとうしょじゅうへきが)18面 醍醐寺>
五重塔の竣工と共に描かれたもの
<絹本著色 文殊渡海図(もんじゅとかいず)1幅 醍醐寺(報恩院旧蔵)>
<絹本著色 訶梨帝母像(かりていもぞう)1幅 醍醐寺(三宝院旧蔵)>
<絹本著色 閻魔天像(えんまてんぞう)1幅 醍醐寺>
<絹本著色 五大尊像(ごだいそんぞう)5幅 醍醐寺>
<紙本墨画淡彩 瓢鮎図(ひょうねんず)1幅 退蔵院>
室町時代の水墨画の先駆けといわれる如拙の作
<絹本墨画淡彩 猿鶴図(えんかくず)3幅 大徳寺>
<絹本墨画淡彩 観音図(かんのんず)1幅 大徳寺>
猿鶴図・観音図ともに中国 南宋時代の画僧 牧谿の筆
足利将軍家伝来の大名物にもなる
<絹本著色 大燈国師像(だいとうこくしぞう)1幅 大徳寺>
「建武元年」の自賛がある
<絹本著色 阿弥陀二十五菩薩来迎図(あみだにじゅうごぼさつらいごうず)1幅 知恩院>
阿弥陀仏が臨終の往生者のもとへ急ぎ下向してくる様子を描き「早来迎」と称される
<紙本著色 法然上人絵伝(詞伏見天皇外七筆)48 巻 知恩院>
「法然上人行状絵図」とも称される法然上人の絵巻物
<紙本金地著色 桜楓図(壁貼付9幅・襖貼付2幅) 智積院>
長谷川等伯と長男の長谷川久蔵が描いた
<紙本金地著色 松に草花図(床貼付4幅・壁貼付2幅) 智積院>
<紙本金地著色 松に梅図(襖貼付4幅) 智積院>
<紙本金地著色 松に黄蜀葵及菊図(床貼付4幅) 智積院>
<紙本金地著色松に草花図 二曲屏風一双 智積院>
<紙本著色 花園天皇像(豪信筆) 長福寺(右京区梅津)>
<絹本著色 両界曼荼羅図(りょうがいまんだらず)2幅 東寺>
最も著名といわれる曼荼羅図
<絹本著色 眞言七祖像(しんごんしちそぞう)7幅 東寺>
恵果が唐の画家らに描かせた「真言五祖図」を空海が持ち帰り、さらに2人が加えられた7人の祖像
<絹本著色 五大尊像(ごだいそんぞう)5幅 東寺>
後七日御修法のときに道場に掛けられた仏画
<絹本著色 十二天像(じゅうにてんぞう)六曲屏風一双 東寺>
<絹本著色 無準師範像(ぶじゅんしばんぞう)1幅 東福寺>
東福寺開山 円爾弁円の師 無準師範(ぶじゅんしばん)の肖像で自賛がある
<紙本墨画 親鸞聖人像(鏡御影)1幅 西本願寺>
鎌倉時代の作
<絹本著色 孔雀明王像(くじゃくみょうおうぞう)1幅 仁和寺>
中国 南宋時代の仏画
<板絵著色 鳳凰堂中堂壁扉画 14面 平等院>
中堂(国宝)の扉10面、壁4面に描かれた絵
<絹本著色 普賢延命像(ふげんえんめいぞう)1幅 松尾寺>
美福門院の念持仏を描かれたものといわれる
<絹本著色 不動明王像(ふどうみょうおうぞう)1幅 曼殊院>
「黄不動(きふどう)」と称される三大不動の一つ
<紙本金地著色 洛中洛外図屏風 六曲 米沢市上杉博物館(山形県)>
上杉家本、狩野永徳の筆の洛中洛外図、織田信長が上杉謙信に贈ったとされる
<紙本淡彩 雪松図屏風 六曲 三井記念美術館(東京都)>
現在の亀岡市出身の京都画壇の基礎を築いた円山応挙の筆
<紙本金地著色 燕子花図(尾形光琳筆/六曲屏風) 公益財団法人根津美術館(東京都)>
金箔の上に群青と緑青を用いた屏風
<紙本著色 伴大納言絵詞 公益財団法人出光美術館(東京都)>
大納言伴喜男が応天門を放火した「応天門の変」を題材にした平安時代末期の絵巻物
<紙本墨画 煙寺晩鐘図(伝牧谿筆) 公益財団法人荏原畠山記念文化財団(東京都大田区)>
<紙本墨画淡彩 夜色楼台図(与謝蕪村筆) 個人>
<木造 五智如来坐像 5躯 安祥寺>
平安時代初期の安祥寺創建時の制作といわれる
<銅造 釈迦如来坐像(しゃかにょらいざぞう)1躯 蟹満寺>
京都府内唯一の白鳳時代の丈六金銅仏
<木造 菩薩半跏像(ぼさつはんかぞう)1躯 願徳寺>
「如意輪観音半跏像」「月光菩薩」とも称されている
<木心乾漆(もくしんかんしつ)十一面観音立像(じゅういちめんかんのんりゅうぞう)1躯 観音寺>
<木造 大日如来坐像/木造 不動降三世明王坐像(金堂安置)(天野山金剛寺) 京都国立博物館>
<木造 毘沙門天及吉祥天善膩師童子立像 3躯 鞍馬寺>
木造 毘沙門天立像(びしゃもんてんりゅうぞう)
木造 吉祥天立像(きちじょうてんりゅうぞう)
木造 善膩師童子立像(ぜんにしどうじりゅうぞう)
<木造 弥勒菩薩半跏像(みろくぼさつはんかぞう)1躯 広隆寺>
通称「宝冠弥勒」、飛鳥時代を代表する国宝第一号
<木造 弥勒菩薩半跏像(みろくぼさつはんかぞう)1躯 広隆寺>
広隆寺に2体ある弥勒菩薩半跏像のうちの通称「泣き弥勒」の像
<木造 阿弥陀如来坐像(あみだにょらいざぞう)1躯 広隆寺>
<木造 十二神将立像(しんしょうりゅうぞう)12躯 広隆寺>
<木造 不空羂索観音立像(ふくうけんさくかんのんりゅうぞう)1躯 広隆寺>
<木造 千手観音立像(せんじゅかんのんりゅうぞう)1躯 広隆寺>
<木造 千手観音坐像 1躯 (三十三間堂本堂安置) 妙法院所有>
湛慶の82歳の時の名作
<木造 千手観音立像 1,001躯 (三十三間堂本堂安置) 妙法院所有>
<木造 二十八部衆立像(にじゅうはちぶしゅうりゅうぞう)28躯(三十三間堂本堂) 妙法院所有>
<木造 風神/雷神像(ふうじんらいじんぞう)2躯(三十三間堂本堂安置) 妙法院所有>
<木造 阿弥陀如来及両脇侍坐像 3躯 三千院>
阿弥陀如来の両脇侍の観音菩薩・勢至菩薩が大和坐りをしている珍しい三尊
西方極楽浄土から死者を迎えに来る形式
<木造 阿弥陀如来坐像(あみだにょらいざぞう)9躯 浄瑠璃寺>
本堂に9体の阿弥陀如来坐像が安置され「九体寺」と称される
<木造 四天王立像(してんのうりゅうぞう)4躯 浄瑠璃寺>
緑青・朱・丹・白土などの彩色と截金により浄瑠璃寺文様が施されている
<木造 薬師如来立像(やくしにょらいりゅうぞう)1躯 神護寺>
平安時代初期の檜材一木造の代表作
<木造 五大虚空蔵菩薩坐像(こくうぞうぼさつざぞう)5躯 神護寺>
空海の没後、弟子の真済(しんぜい)が、宝塔を建て安置した秘像
<木造 阿弥陀如来及両脇侍坐像 3躯 清凉寺>
嵯峨天皇の皇子 源融が亡くなる前に、自分の顔に似せて作らせたといわれ、「光源氏写し顔」といわれる
<木造 釈迦如来立像(しゃかにょらいりゅうぞう)1躯 清凉寺>
奝然上人が中国 宋から持ち帰った立像で絹製の五臓六腑などが体内に納められていた
<像内納入品一切(ぞうないのうにゅうひんいっさい) 清凉寺>
<木造 薬師如来及両脇侍像(やくしにょらい りょうきょうじぞう)3躯 醍醐寺>
平安時代中期の一木造の代表作とされる
<木造 虚空蔵菩薩立像(こくうぞうぼさつりゅうぞう)1躯 醍醐寺>
台座の蓮肉と天衣垂下部を含んで榧の一材より彫出されている
<木造 兜跋毘沙門天立像(とばつびしゃもんてんりゅうぞう)1躯 東寺>
平安京の羅城門の楼上に安置されていたという
<木造 五大菩薩坐像(ごだいぼさつざぞう)4躯 東寺>
<木造 五大明王像(ごだいみょうおうぞう)5躯 東寺>
<木造 梵天坐像(ぼんてんざぞう)1躯 東寺>
<木造 帝釈天半跏像(たいしゃくてんはんかぞう)1躯 東寺>
<木造 四天王立像(してんのうりゅうぞう)4躯 東寺>
講堂の立体曼荼羅を構成する21躯のうちの15躯
<木造 弘法大師坐像(こうぼうだいしざぞう)1躯 東寺>
運慶の4男 法眼 康勝の作
<木造 僧形八幡神坐像(そうぎょうはちまんしんざぞう)1躯 東寺>
<木造 女神坐像(じょしんざぞう)2躯 東寺>
平安時代初期の日本の神像の最古作例の八幡三神像
<木造 不動明王坐像(ふどうみょうおうざぞう)1躯 東寺>
<木造 天蓋(てんがい)1面 東寺>
大師堂(御影堂)の南側に安置されている
<木造 阿弥陀如来及両脇侍像(あみだにょらい りょうきょうじぞう)3躯 仁和寺>
金堂の本尊だったもの
<木造薬師如来坐像(やくしにょらいざぞう)1躯 仁和寺>
本坊北側にある霊明殿(仁和寺の歴代門跡の位牌を祀る堂)の秘仏の本尊
<木造 阿弥陀如来坐像(あみだにょらいざぞう)1躯 平等院>
大仏師 定朝の確証ある唯一の遺作としてきわめて貴重なもの
<木造 雲中供養菩薩像(うんちゅうくようぼさつぞう)52躯 平等院>
雲に乗って楽器を演奏したり舞ったり、さまざまな姿をした52体の菩薩像
<木造天蓋(てんがい)1具 平等院>
鳳凰堂の本尊 阿弥陀如来像の頭上に吊られた木造透かし彫りの天蓋
<木造 阿弥陀如来坐像(あみだにょらいざぞう)1躯 法界寺>
「定朝の三阿弥陀」と称される丈六像
<木造 阿弥陀如来坐像(あみだにょらいざぞう)1躯 法金剛院>
仏師 院覚の現存する唯一の作
<木造 千手観音立像(せんじゅかんのんりゅうぞう)1躯 法性寺>
3面の本面に、その上に24面を持つ珍しい姿、「厄除観世音」と称される
<木造 十一面観音立像(かんのんりゅうぞう)1躯 六波羅蜜寺>
空也上人の自刻といわれる、12年に1度、辰年にのみ開帳される秘仏
<鋳銅 金銅蓮花文磬(こんどうれんげもんけい)1面 永観堂>
低平横長の形で、弧の曲線は珍しい形をしている
<金銅経箱(叡山横川如法堂埋納) 延暦寺>
<刺繍 釈迦如来説法図(しゃかにょらいせっぽうず)1面 勧修寺(奈良国立博物館)>
「勧修寺繍帳」と称される奈良時代の繡仏の大作
<剣(無銘)(天野山金剛寺) 京都国立博物館>
<古神宝類(阿須賀神社伝来) 京都国立博物館>
<太刀(銘則国) 京都国立博物館>
<太刀(銘安家) 京都国立博物館>
<井戸茶碗(いどぢゃわん)1口 孤篷庵>
「喜左衛門井戸」は、井戸茶碗の中でも名品と称されるもの
<線刻釈迦三尊等鏡像 公益財団法人泉屋博古館>
<玳玻天目茶碗(たいひてんもくちゃわん)1口 相国寺>
中国 南宋時代のもので、文様が整い、釉薬が美しい玳玻天目は非常に珍しい
<梵鐘(ぼんしょう)1口 神護寺>
「三絶の鐘」と称されている「天下の三名鐘」の一つ
<犍陀穀糸袈裟(けんだこくしけさ)1領 東寺>
<横被(おうひ)1領 東寺>
空海が、師 恵果阿闍梨から伝領したといわれるもの
<海賦蒔絵袈裟箱(かいふまきえけさばこ)1合 東寺>
空海が、師 恵果阿闍梨から伝領したといわれる犍陀穀糸袈裟を納めていた箱
<密教法具(みっきょうほうぐ)一式 東寺>
空海の請来品で唐時代に制作された仏具一式
<紫檀塗螺鈿金銅装舎利輦(したんぬりらでんこんどうそうしゃりれん)1基 東寺>
<宝相華蒔絵宝珠箱(ほうそうげまきえほうじゅばこ)1合 仁和寺>
如意宝珠が納められている箱
<金銅鳳凰(こんどうほうおう)1対 平等院>
胸を張り、翼尾を大きく広げて立つ姿の鳳凰形の棟飾り
<梵鐘(ぼんしょう)1口 平等院>
神護寺・園城寺(三井寺)の鐘とともに「天下の三名鐘」の一つ
<梵鐘(ぼんしょう)1口 妙心寺>
日本最古の紀年銘がある、吉田兼好の「徒然草」にも記されている黄鐘調鐘
<曜変天目茶碗(ようへんてんもくちゃわん)1口 龍光院>
日本に3碗しかないといわれる、黒釉の表面に星のような斑点が浮かびあがる耀変天目茶碗
<太刀(銘正恒) 国(文化庁)>
<樂焼白片身変茶碗(銘不二山/本阿弥光悦) 公益財団法人サンリツ服部美術館(長野県)>
本阿弥光悦の陶芸での代表作とされ「不二山」と称される白焼茶碗
<舟橋蒔絵硯箱(本阿弥光悦) 東京国立博物館>
<藤原忠通筆書状案 京都国立博物館>
<東寺百合文書(とうじひゃくごうもんじょ)24,067通 京都府立京都学・歴彩館>
東寺に伝来した約2万点におよぶ国宝の古文書群、加賀藩主 前田綱紀が寄進した桐箱に保管された
<伝藤原行成筆仮名消息(十二通) 株式会社京都鳩居堂>
<広隆寺縁起資財帳(えんぎしざいちょう)1巻 広隆寺>
<広隆寺資材交替実録帳(しざいこうたいじつろくちょう)1巻 広隆寺>
<潅頂歴名(かんじょうれきめい)1巻 神護寺>
最澄など空海密教の秘伝を受けた人々の名前を記した灌頂暦名
空海の自身の筆跡を伝えるものとして、書道史上にも貴重なもの
<文覚四十五箇条起請文(もんがくしじゅうごかじょうきしょうもん)1巻 神護寺>
巻首と巻末に後白河法皇自ら掌に朱を付けて押された御手印がある
<蠟牋 泉涌寺勧縁疏(かんえんそ)1巻) 泉涌寺>
泉涌寺建立の起源に係わる歴史上重要な文書であり、書道作品としても優れている
<附法状(ふほうじょう)1幅 泉涌寺>
月輪大師 俊芿が、死去される前月に、弟子の心海に自らの法を嗣いだ証明として書き与えたもの
<後宇多天皇宸翰御手印遺告(ごうだてんのうしんかんおていんゆいごう)1巻 大覚寺>
後宇多天皇が、大覚寺の興隆を願って書きおいた遺言の自筆草稿で手形が押されている
<後宇多天皇宸翰当流紹隆教誡(しんかんとうりゅうしょうりゅうきょうかい)(三通)1巻 醍醐寺>
<後醍醐天皇宸翰天長印信(しんかんてんちょういんじん)(蝋牋)1巻 醍醐寺>
<理源大師筆処分状(りげんだいしひつしょぶんじょう)1巻 醍醐寺>
<狸毛筆奉献表(りもうひつほうけんひょう)1巻 醍醐寺>
<後醍醐天皇宸翰御置文(ごだいごてんのうしんかんおきぶみ)1幅 大徳寺>
後醍醐天皇が、大徳寺において、開祖 宗峰妙超の法系の僧のみを住職とすることを定めた文書
<弘法大師筆尺牘三通(こうぼうだいしひつせきとく)1巻 東寺>
空海の自筆の3通の手紙を巻物に仕立てた風信帖で、日本書道史上きわめて貴重なもの
<後宇多天皇宸翰東寺興隆条々事書御添状 1巻 東寺>
弘法大師に帰依した後宇多天皇が、出家の翌年に東寺の発展を願って書き記したもの
<弘法大師請来目録(こうぼうだいししょうらいもくろく)1巻 東寺>
最澄が記した、空海が唐から持ち帰った品の目録
<亀山天皇宸翰禅林寺御起願文案(しんかんぜんりんじごきがんもんあん)1巻 南禅寺>
亀山天皇の自筆で、南禅寺創建の経緯が記されている
<後嵯峨天皇宸翰御消息(ごさがてんのうしんかんごしょうそく)1幅) 仁和寺>
後嵯峨天皇の確証ある遺筆として唯一のものといわれる
<高倉天皇宸翰御消息(たかくらてんのうしんかんごしょうそく)1幅 仁和寺>
高倉天皇の18歳の筆で、若くして崩御された高倉天皇の現存する唯一の遺筆
<羊皮紙 ポルトガル国印度副王信書(こくいんどふくおうしんしょ)1通 妙法院>
インド半島西岸のゴアの副王から豊臣秀吉に宛てのキリスト教弾圧政策の緩和を求めた書簡
<御堂関白記(みどうかんぱくき)26巻 (世界記憶遺産) 陽明文庫>
平安時代の貴族の藤原道長の自筆日記
<後二条殿記(ごにじょうどのき)30巻 陽明文庫>
関白内大臣 藤原師通の日記
<伝教大師度縁案並僧綱牒(でんぎょうだいしどえんあん ならびに そうごうちょう)1巻 来迎院>
伝教大師 最澄の得度や受戒に関わる文書類3通を一巻としたもの
<明月記(めいげつき)58巻・1幅 冷泉家時雨亭文庫>
藤原定家の18歳から74歳までの56年にわたる克明な自筆の日記
<慈恵大師自筆遺告(じえだいしじひつゆいごう)1巻 廬山寺>
延暦寺中興の祖 慈恵大師 良源が、弟子 尋禅に後事一切を託した自筆の遺告状(ゆいごうじょう)
<海部氏系図 個人>
籠神社の宮司家である海部家の系譜を記した日本最古の系図
<芦手絵和漢朗詠抄(藤原伊行筆) 京都国立博物館>
<一品経懐紙(西行、寂蓮等十四枚) 京都国立博物館>
<漢書楊雄伝第五十七 京都国立博物館>
<古林清茂墨蹟(月林道号/泰定四年三月望日) 長福寺(京都国立博物館寄託)>
<稿本北山抄(巻第十) 京都国立博物館>
<古今和歌集巻第十二残巻(本阿弥切本) 京都国立博物館>
<金剛般若経開題残巻(弘法大師筆/(六十三行)) 京都国立博物館>
<紺紙金字大宝積経(巻第三十二/(高麗国金字大蔵経)) 京都国立博物館>
<日本書紀(巻第二十二、第二十四) 京都国立博物館>
<日本書紀神代巻(上下/(吉田本)) 京都国立博物館>
<浄名玄論 京都国立博物館>
<新撰類林抄巻第四残巻 京都国立博物館>
<世説新書巻第六残巻 京都国立博物館>
<千手千眼陀羅尼経残巻(天平十三年七月十五日玄昉願経) 京都国立博物館>
<手鑑「藻塩草」(二百四十二葉) 京都国立博物館>
<万葉集巻第九残巻(藍紙本) 京都国立博物館>
<明恵上人歌集(高信筆) 京都国立博物館>
<今昔物語集 京都大学>
<玉篇巻第廿七(ぎょくへん)(前半)1巻 高山寺>
中国梁代成立の漢字辞書「玉篇」の、唐時代の写本
<篆隷万象名義(てんれいばんしょうめいぎ)6冊 高山寺>
空海の編さんとされる漢字辞書の唯一の古写本として貴重
<冥報記(めいほうき)3巻 高山寺>
中国 唐時代の仏教説話集の写本
<大燈国師墨蹟(だいとうこくしぼくせき)1幅 真珠庵>
豪放で端正な書風で、大燈国師 宗峰妙超の墨蹟中の代表作といわれる
<法華経(ほけきょう)自巻第二至巻第七 6巻 真如堂>
快慶や一門の仏師たちにより書写された
<無学祖元墨蹟(むがくそげんぼくせき)(与長楽寺一翁偈語) 相国寺>
南宋から日本に来た禅僧 無学祖元が、禅僧 一翁院豪に与えた偈(げ)
<宋版一切経(そうはんいっさいきょう)6,102帖 醍醐寺>
中国 南宋時代の一切経(仏教経典を網羅的にまとめた集大成)
<大日経開題(だいにちきょうかいだい)1巻 醍醐寺>
空海の直筆
<紙本墨書 醍醐寺文書聖教(もんじょしょうぎょう) 69,393点 醍醐寺>
<大燈国師墨蹟(だいとうこくしぼくせき)1幅 大仙院>
大徳寺の開山 宗峰妙超の自筆の与宗悟大姉法語
<虚堂智愚墨蹟(きどうちぐぼくせき)1幅 大徳寺>
大徳寺の開山 宗峰妙超の師である南浦紹明の師の中国僧 虚堂の自筆の書
<後宇多天皇宸翰弘法大師伝(ごうだてんのうしんかんこうぼうだいしでん)1幅 大覚寺>
真言密教に帰依した後宇多天皇が、自ら書いた弘法大師の逸話の自筆本
<上宮聖徳法王帝説(じょうぐうしょうとくほうおうていせつ)1巻 知恩院>
聖徳太子の伝記で、現存する唯一の写本
<大楼炭経(だいろうたんきょう)巻第三 1冊 知恩院>
中国 唐時代(673年)に書写されたもの
<菩薩処胎経(ぼさつしょたいきょう)5帖 知恩院>
仏陀の入涅槃の前後を題材とし、母胎内において10ヶ月間説法をするという経典
<金剛経(こんごうきょう)1帖 智積院>
中国 南宋の書家 張即之の筆
<東宝記(とうぼうき)12巻・1冊 東寺>
南北朝時代から室町時代に書かれた東寺の公式記録書
<禅院額字并牌字(ぜんいんがくじならびにはいじ)19幅 東福寺>
<宋刊本義楚六帖(そうかんぽんぎそ)12冊 東福寺>
<宋版太平御覧(そうはんたいへんぎょらん)103冊 東福寺>
<絹本 無準師範墨蹟(ぶじゅんしばんぼくせき)円爾印可状 1幅 東福寺>
<阿弥陀経註(あみだきょうちゅう)1巻 西本願寺>
親鸞聖人の筆
<観無量寿経註(かんむりょうじゅきょうちゅう)1巻 西本願寺>
親鸞聖人の筆
<熊野懐紙(くまのがいし)1巻 西本願寺>
後鳥羽天皇の宸翰の11通
<三十六人家集(さんじゅうろくにんかしゅう)37帖 西本願寺>
藤原公任が選んだ三十六歌仙の写本の中で最古のもの
<宝相華迦陵頻伽蒔絵塞冊子箱(ほっそうげかりょうびんがまきえそくさっしばこ)1合 仁和寺>
空海が唐から請来した書「三十帖冊子」(国宝)が納められている
<三十帖冊子(さんじゅうじょうさっし)30帖 仁和寺>
空海が唐から請来した写経の小冊子30冊で一部に空海自筆を含むといわれる
<医心方(いしんぽう)5帖 仁和寺>
日本最古の医学書「医心方」の平安時代後期の写本といわれる
<御室相承記(おむろそうしょうき)6巻 仁和寺>
仁和寺の歴代法親王の記録で鎌倉時代のもの
<黄帝内経明堂巻第一(こうていないけいみょうどう)2巻 仁和寺>
中国の医学書「黄帝内経(こうていないけい)」の注釈書
<黄帝内経太素(こうていないけいたいそ)23巻 仁和寺>
<新修本草(しんしゅうほんぞう)5巻 仁和寺>
空海が唐から請来した写経の小冊子30冊で一部に空海自筆を含むといわれる
<紙本墨書 教行信証(坂東本)6冊 東本願寺>
親鸞聖人が著した浄土真宗の教義の体系を示した書物
<伝藤原行成筆書巻(でんふじわらのゆきなりひつしょかん)(本能寺切)1巻( 本能寺>
藤原行成による「本能寺切(国宝)」と称される書巻
<古今和歌集(こきんわかしゅう)(色紙)(曼殊院本)1巻 曼殊院>
平安時代の藤原行成の筆といわれる
<大燈国師墨蹟(関山字号/(嘉暦己巳仲春)) 妙心寺>
<大燈国師墨蹟(印可状/元徳二年仲夏上澣) 妙心寺>
大徳寺開山 大燈国師 宗峰妙超の自筆の書状
<歌合(うたあわせ) 巻第六(十巻本)1巻 陽明文庫>
<大手鑑(おおてかがみ)2帖 陽明文庫>
<神楽和琴秘譜(かぐらわごんひふ)1巻 陽明文庫>
<熊野懐紙(くまのがいし)3幅 陽明文庫>
<類聚歌合(るいじゅううたあわせ)19巻 陽明文庫>
<倭漢抄下巻(わかんしょうげかん)(彩牋)2巻 陽明文庫>
<日本霊異記(にほんりょういき)中下 2帖 来迎院>
日本最古の仏教説話集 日本霊異記(3巻)の巻中・巻下の現存最古の写本とされる
<類聚古集(るいじゅうこしゅう)16帖 龍谷大学>
<密庵咸傑墨蹟(みったんかんけつぼくせき)1幅 龍光院>
中国 南宋時代の禅僧 密庵咸傑(みったんかんけつ)の現存唯一の墨蹟とされる
<絹本 竺仙梵僊墨蹟(じくせんぼんせんぼくせき)(明叟斉哲開堂諸山疏)2幅 龍光院>
中国 元時代の禅僧 竺仙梵僊(じくせんぼんせん)の墨蹟
<大覚禅師筆金剛経(だいかくぜんじぼくせきひつこんごうきょう)1帖 龍光院>
中国 南宋時代の大覚禅師 蘭溪道隆の自筆とされる
<古今和歌集(こきんわかしゅう)1帖(藤原定家筆) 冷泉家時雨亭文庫>
藤原定家により書写された20巻「嘉禄本古今集」と称される原本
<古来風躰抄(こらいふうていしょう)上下(初撰本)2帖) 冷泉家時雨亭文庫>
藤原俊成の全文自筆の歌論書の初撰本の原本
<後撰和歌集(ごせんわかしゅう)1帖(藤原定家筆) 冷泉家時雨亭文庫>
藤原定家により書写された20巻「天福本後撰集」と称される原本
<歌集 拾遺愚草(しゅういぐそう)上中下3帖 冷泉家時雨亭文庫>
藤原定家の自撰自筆本
<源氏物語奥入(藤原定家筆) 個人>
<真草千字文 個人>
<金銅小野毛人墓誌 京都国立博物館>
崇道神社裏山から発見された奈良時代の小野妹子の子である小野毛人の経歴を記した墓誌
<金銅藤原道長経筒 京都国立博物館>
<大和国金峯山経塚出土品 京都国立博物館>
<金銅威奈大村骨蔵器 京都国立博物館>
<山科西野山古墳出土品 京都大学>
<鞍馬寺経塚遺物(きょうづかいぶつ)一括 鞍馬寺>
本殿裏山から大量に発見された経塚の出土品