地図情報
宝林寺(ほうりんじ)は、亀岡市の西部の宮前町にある臨済宗の大徳寺の末寺
廃寺になった近くの宝釈寺が所蔵していた三如来像(重要文化財)と九重石塔(重要文化財)が所蔵されている
<山門>
<本堂>
<石庭>
<石造 九重塔(きゅうじゅうのとう)1基(重要文化財)>
収蔵庫の横の石庭にある
花崗岩製、層塔、高さ406cm
一番下の合石に、四仏坐像が刻まれている
1292年(皇紀1952)正応5年3月16日
正応五年壬辰三月十六日の刻銘がある
廃寺になった近くの宝釈寺の所蔵だったもの
1924年(皇紀2584)大正13年4月15日 重要文化財に指定される
<五輪塔>
収蔵庫横に立っている
<収蔵庫>
重要文化財である三如来像などが安置されている
三如来像(重要文化財)や九重石塔(重要文化財)は、廃寺になった近くの宝釈寺が所蔵されていたもの
<木造 阿弥陀如来坐像(あみだにょらいざぞう)1躯(重要文化財)>
平安時代の阿弥陀如来
寄木造、金箔押、像高130cm
収蔵庫に安置されている
廃寺になった近くの宝釈寺の所蔵だったもの
1917年(皇紀2577)大正6年4月5日 重要文化財に指定される
<木造 釈迦如来坐像(しゃかにょらいざぞう)1躯(重要文化財)>
平安時代の釈迦如来
寄木造、金箔押、像高140cm
収蔵庫に安置されている
廃寺になった近くの宝釈寺の所蔵だったもの
1917年(皇紀2577)大正6年4月5日 重要文化財に指定される
<木造 薬師如来坐像(やくしにょらいざぞう)1躯(重要文化財)>
平安時代の薬師如来
寄木造、金箔押、像高121cm
収蔵庫に安置されている
廃寺になった近くの宝釈寺の所蔵だったもの
1917年(皇紀2577)大正6年4月5日 重要文化財に指定される
<廃寺 宝釈寺>
宝林寺から西に300mほどのところにあった寺院
安土桃山時代の天正年間(1573年〜1592年)
織田信長の命による明智光秀の丹波平定の兵火により焼失、その後、廃寺になる
所蔵されていた三如来像と九重石塔は保存され、その後、宝林寺に移された