地図情報
法雲院(ほううんいん)は、JR太秦駅の東、JR嵯峨野線の沿線北側にある寺院
広隆寺末寺だった総持寺跡地、宮中御休息御所 碧悟亭跡にある
境内の森は、平安時代から歌枕とされてきた「常盤の杜」
広隆寺末寺だった総持寺跡地、宮中御休息御所 碧悟亭跡にある
境内の森は、平安時代から歌枕とされてきた「常盤の杜」
<本堂>
本尊 千手観音菩薩を祀っている
<聴雨の句碑>
門前の脇に立つ
江戸時代の俳人 聴雨の句
「月花の まことをしめす 時雨かな」
<墓地>
烏丸光広の五輪塔が立っている
公卿 烏丸光広・烏丸光賢・烏丸資慶など烏丸家累代のお墓
井伊直滋など井伊家のお墓
勘解由小路家(かでのこうじけ)・裏松家、有職故実家・裏松固禅、七條家の各お墓
<寂室元光筆消息(じゃくしつげんこうひつしょうそく)1幅(重要文化財)>
南北朝時代
近江国永源寺開山 寂室元光の自筆
三光国師 孤峰覚明(こほうかくみょう)宛
6月18日の記がある
1949年(皇紀2609)昭和24年5月30日 重要文化財に指定される
<烏丸光広肖像>
1640年(皇紀2300)寛永17年の作
一糸文守(諡号 定慧明光仏頂国師)の賛がある
<烏丸光広遺偈>
1638年(皇紀2298)寛永15年