法雲院(ほううんいん)
(HouunIn) 京都通メンバ
所在地:京都市右京区太秦蜂岡町 
   卍地図情報卍

臨済宗永源寺派の寺院

山号:龍臥山(りゅうがさん)

本尊:千手観音菩薩

創建:1661年(皇紀2321)寛文元年

開基:公卿 烏丸資慶

勧請開山:一絲文守(いっしぶんしゅ)

重要文化財:1件(古文書)

 法雲院(ほううんいん)は、JR太秦駅の東、JR嵯峨野線の沿線北側にある寺院

 広隆寺末寺だった総持寺跡地、宮中御休息御所 碧悟亭跡にある

 境内の森は、平安時代から歌枕とされてきた「常盤の杜」

【法雲院の歴史・経緯】

【法雲院の伽藍】

 広隆寺末寺だった総持寺跡地、宮中御休息御所 碧悟亭跡にある

 境内の森は、平安時代から歌枕とされてきた「常盤の杜」


 <本堂>
 本尊 千手観音菩薩を祀っている

 <聴雨の句碑>
 門前の脇に立つ
 江戸時代の俳人 聴雨の句
  「月花の まことをしめす 時雨かな」


 <墓地>
 烏丸光広の五輪塔が立っている

 公卿 烏丸光広・烏丸光賢・烏丸資慶など烏丸家累代のお墓
 井伊直滋など井伊家のお墓
 勘解由小路家(かでのこうじけ)・裏松家、有職故実家・裏松固禅、七條家の各お墓

【法雲院の寺宝】

 <寂室元光筆消息(じゃくしつげんこうひつしょうそく)1幅(重要文化財)>
 南北朝時代
 近江国永源寺開山 寂室元光の自筆
 三光国師 孤峰覚明(こほうかくみょう)宛
 6月18日の記がある
 1949年(皇紀2609)昭和24年5月30日 重要文化財に指定される

 <烏丸光広肖像>
 1640年(皇紀2300)寛永17年の作
 一糸文守(諡号 定慧明光仏頂国師)の賛がある

 <烏丸光広遺偈>
 1638年(皇紀2298)寛永15年

【法雲院へのアクセス】

 嵐電 北野線 常盤駅 徒歩約5分
 嵐電 嵐山本線 太秦広隆寺駅 徒歩約8分
 JR山陰本線(嵯峨野線) 太秦駅 徒歩約10分

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