林浄因(りんじょういん)

 林浄因(りんじょういん)は、南北朝時代に中国 宋から渡来した禅僧

 中国の饅頭(まんとう)から、日本の饅頭(まんじゅう)を考案した

【林浄因の歴史・経緯】

【林浄因の功績】

 <饅頭(まんとう)
 南北朝時代の日本で 最初に餡(あん)の入った饅頭が考案された
 中国から林浄因が持ちこんだ饅頭には肉などが入っており、不殺生戒の厳しい仏教ではお供物として使えなかった
 そこで、小豆を煮詰めて甘く味付けした餡を入れた饅頭が考えだされた
 禅宗のお茶と一緒に食べる菓子として饅頭を用いる事を考えた
 この画期的な甘味が、寺院に集う上流階級に大評判となった

【林浄因ゆかりの地】

 <林神社(奈良市漢國町)>
 林浄因が祀られている
 近鉄奈良駅の西にある漢國神社の境内の一角にある
 林神社の斜め前には饅頭塚があり、
 林浄因が、子孫繁栄を祈願し、紅白の饅頭をこの地に埋めて饅頭形の大きな石が置かれている
 命日に当たる4月19日には、林浄因の徳を偲んで「饅頭まつり」が行われる

 <吉田神社
 末社 菓祖神社に、お菓子の神さんとして、林浄因命と田道間守命(たぢまもりのみこと)が祀られている
 1957年(皇紀2617)昭和32年
 京都菓子業界の総意により鎮祭される
 菓子関係の功労者がの祖霊が、逐次相殿神として奉斎される
 大祭:4月19日と11月11日

 <両足院
 臨済宗建仁寺塔頭
 龍山徳見禅師の遺骨が祀られており、江戸時代初期までの八世 利峰東鋭までは主に、林浄因の子孫によって住持されていた
 饅頭屋町合塔がある
 日本に饅頭を伝えた林浄因の子孫一族が中京区烏丸三条下ル周辺に住んいたことから「饅頭屋町」という地名が残り、
 1931年(皇紀2591)昭和6年
 饅頭町の諸家を合祀して建てられる

【その他】

 <林和靖(りんなせい)>
 林浄因は、孤高の詩人 林和靖の末裔といわれる

 <文林寿郁(ぶんりんじゅいく)>
 林浄因の曾孫
 知足院三世で両足院を創建した禅僧

 <林宗二>
 林浄因の末裔
 国語辞典「饅頭屋本節用集」を記した

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