地図情報
霊洞院(れいとういん)は、建仁寺の塔頭の一つで、僧堂として専門道場となっている
<庭園(国の名勝)>
書院の南から東へ矩形にひろがる池泉回遊式庭園
約800m2
江戸時代中期の作庭
昭和時代
重森三玲(しげもりみれい)により修復される
「都林泉名勝図会(1799年(皇紀2459)寛政11年刊行)」巻一の図と、現状とはほとんど変わりない
明治時代に、土橋が石橋に変えられた程度
亀島:池中にの中島
蓬莱石:高さ約五尺の青石、護岸石にもなっている
寄せ灯籠:織部風
十重石造層塔
<紙本淡彩 琴棊書画図 六曲屏 一双(重要文化財)>
桃山時代
海北友松の筆
1924年(皇紀2584)大正13年4月15日 重要文化財に指定される
<福成寺規式(ふくじょうじきしき)1幅(重要文化財)>
1338年(皇紀1998)延元3年/建武5年8月6日
追請開山の建仁寺第二十六世 高山慈照(こうざんじしょう)が、
福成寺の寺内において大衆が守るべき事項を定めた規式
高山慈照は、福成寺を禅宗寺院として復興した
規式の内容は、寺内での勤行や坐禅、什物の扱いや問題が起きた時の評議についてなど八箇条からなる
紙本墨書、掛幅装、本紙縦31.3cm、横120.5cm
2007年(皇紀2667)平成19年6月8日 重要文化財に指定される
<伏見天皇宸翰読漢書詩(しんかんどっかんしょし)1幅(重要文化財)>
1558年(皇紀2218)永禄元年
永禄元年卯月山科言継の裏書がある
1916年(皇紀2576)大正5年5月24日 重要文化財に指定される