松永尺五(まつながせきご)(Sekigo Matsunaga)

江戸時代前期の儒学者

生年:1592年(皇紀2252)文禄元年
没年:1657年(皇紀2317)明暦3年6月2日
享年:66

松永貞徳の息子
松永久秀の曾孫

名:昌三
字:遐年(かねん)
号:尺五、講習堂、時習堂など
通称:昌三郎

貞門俳諧の祖
窩門四天王の一人

出身:京都
お墓:


 松永尺五(まつながしゃくご)は、江戸時代前期の儒学者

 藤原惺窩の門人で、儒学程朱学派に属する

 林羅山・那波活所・堀杏庵とともに惺窩門四天王の一人

 幕府や藩に対して仕官はせず、京都に春秋館、講習堂、尺五堂など私塾を設営し、多くの弟子を育成した

 朱子学を中心にした儒仏道三教一致の思想を持つ

【松永尺五の歴史・経緯】

【松永尺五】

 貞門俳諧(はいかい)の祖
 窩門四天王の一人

 主な著書

 <一切経抜萃>
 <大海一滴>

 <彝倫抄(いりんしよう)>
 「凡そ人君は 日月の光のごとく 万人をたすくるようにあるべし」と記している

 <五経集注首書>
 <四書事文実録>
 <古文後集首書>
 <尺五先生全集>
 <尺吾堂集>
 <小学集註抄>


 主な弟子

 <木下順庵(きのしたじゅんあん)>
 <貝原益軒
 <安東省菴(あんどうせいあん)>
 <宇都宮遯庵(うつのみやとんあん)>

【松永尺五ゆかりの地】

 <松永昌三講習堂跡
 松永尺五が、京都所司代 板倉勝重の援助で、堀川二条南に開いた私塾 講習堂の跡
 松永昌三(まつながしょうぞう)は、松永尺五の別名
 二条城の東にある京都全日空ホテル前に、石碑が立っている


【京都検定 第16回1級】

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