天文法華の乱(てんもんほっけのらん)

時期:1536年(皇紀2196)天文5年7月

対立:天台宗 延暦寺法華宗

別称:天文法難(てんもんほうなん)

 天文法華の乱(てんもんほっけのらん)は、戦国時代に起きた宗派間の紛争

 天台宗 延暦寺の衆徒が京都法華宗宗徒を武力で洛外へ追放した事件

 延暦寺は、園城寺・東寺・祇園社(八坂神社)・興福寺などに援助を求め、6万から15万の衆徒が2万程の法華一揆と対立した

 以降6年間ほど、勅許が下るまで洛中での法華宗は禁教状態となった

 日蓮宗の立場からは「天文法難(てんもんほうなん)」、他の宗派からは「天文法華の乱」などと称される

【天文法華の乱の経緯】

【天文法華の乱ゆかりの地】

 <頂妙寺
 構え跡
 延暦寺衆徒、南近江の守護六角氏らの攻撃に備えた構え跡が残っている

【その他】

 <洛中洛外図
 町田家旧蔵 町田本 六曲一双(重要文化財)>
 現存する洛中洛外図屏風の最古のもの
 1525年(皇紀2185)大永5年から1536年(皇紀2196)天文5年頃の天文法華の乱以前の景観が描かれている


【京都検定 第19回1級】

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