許波多神社(こはたじんじゃ)
(Kohata Jinjya) 京都通メンバ
所在地:宇治市五ケ庄古川 
   鳥居地図情報鳥居

祭神:瓊瓊杵尊、天忍穂耳尊、神日本磐余彦尊(神武天皇

社格式内社(名神大社)、郷社

旧称:柳大明神

創建:645年(皇紀1305)大化元年

重要文化財:建造物1棟(本殿)、工芸品1件

 壬申の乱の前の大海人皇子(後の天武天皇)や、東征に前に坂上田村麻呂が戦勝を祈願したといわれ
 勝運の神さまとして信仰されている

【許波多神社の歴史・経緯】

【許波多神社の境内】

 <本殿 1棟(重要文化財)>
 室町時代
 1562年(皇紀2222)永禄5年の創建
 三間社流造、檜皮葺
 鎌倉時代の作とされる天忍穂耳命の神像が祀られている
 1906年(皇紀2566)明治39年4月14日 重要文化財に指定される
 附指定:厨子 2基
 附指定:棟札 3枚

 <宇治陵中36号墳墓>
 藤原基経のお墓といわれている

【許波多神社の文化財】

 <男女一対の神像>
 馬頭天王と弁財天の神像
 平安時代後期の作といわれる


 <鉄宝相華孔雀銅象嵌半舌鐙(てつほうそうげくじゃくどうぞうがんはんじたあぶみ)一双(重要文化財)>
 平安時代の馬具
 我が国で現存する唯一の貴重な遺物
 古墳時代から平安時代にかけての壺鐙(つぼあぶみ)と鎌倉時代以降に主流となる舌長鐙の中間的な形態で
「半舌鐙(はんじたあぶみ)」と称される
 総高27.0cm、鐙長25.5cm、鐙幅11.3cm、舌先幅11.3cm
 1998年(皇紀2658)平成10年6月30日 重要文化財に指定される
 附指定:鉄長舌鐙 一双
   (総高27.5cm、鐙長35.5cm、鐙幅9.0cm、舌先幅8.0cm)

【許波多神社の祭事】

 <星祭> 2月節分
 <天王・福島祭> 9月23日
 <例祭> 11月3日

【その他】

 <競馬発祥の神社>
 社殿から続く東西2町(約220m)の馬道で競馬(くらべうま)の神事が行われていた
 馬頭天王の神像があることから、「馬の神社」として競馬ファンや競馬関係者の信仰を集めている

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