西陣くらしの美術館 冨田屋(とんだや)
(Tondaya) 京都通メンバ
田中家
屋号:冨田屋

所在地:京都市上京区大宮通笹屋町下ル石薬師町     名所地図情報名所

国の登録有形文化財(1999年(皇紀2659)平成11年)
京都市重要景観建造物(2007年(皇紀2667)平成19年)
京都を彩る建物や庭園(認定)

 西陣くらしの美術館 冨田屋(とんだや)は、伝統的な西陣の暮らしを知る呉服問屋の京町家

 店舗と奥の住居からなる京の町家建築様式で、
 「表屋造」と称される明治時代の典型的な大きな呉服問屋

 店舗を「西陣くらしの美術館」として公開されている
 年中行事や、京都のしきたり・着付け・茶席の作法などを学ぶことができる

【西陣くらしの美術館 冨田屋の歴史・経緯】



【西陣くらしの美術館 冨田屋】

 店舗(表屋)・離れ(奥座敷・応接広間・茶室の3棟)・6つの坪庭・3つの蔵・2つの井戸がある

 大宮通に面して表屋が建ち、その西側に玄関を挟んで主屋・庭・蔵・離れが建つ、
 西陣の商家特有の表屋造京町家

 創建当時から、ほとんど改装をされていない

 京都を彩る建物や庭園に認定されている

 <店舗(表屋)(国の登録有形文化財)(京都市重要景観建造物)>
 大宮通に面して、周囲より2階の階高が高い切妻平入、表屋造
 1階には潜り戸付の大戸と、3間にわたる平格子状の糸屋格子がある
 南側の通りに面した長大なベンガラ塗装の羽目板の高塀がある
 入口から通り庭が台所までつながっている
 表玄関には、2階がなく、お客様を見下ろさないよう考慮されている
 表玄関は、東側から西側に向かって風が流れるように、風水も考慮されている
 商売をしながら、住むための行事やしきたりをこなせるように作られている
 座敷には、歳徳神が恵方に向けて祀られている

 <離れ(国の登録有形文化財)>
 能座敷・応接広間・茶室の3棟
 主屋から10mほどの赤松の廊下でつながっており、船底天井になっている
 切れ目のない木で造られており、水の上を屋形船に乗って、商売・生活の空間から文化の空間に行く感覚
 ガラスは、手作りで、鉛が入っており揺らいで見える「ギヤマンのガラス」と称される
 立礼席は、唯一の洋室、入口の扉や天井は網代でできている
 能座敷は、を舞うよう、畳一枚が薄い造りになっており、
床下には甕(かめ)があり音がよく共鳴しやすいようになっている
 能舞台の後ろには、松が植えられている
 1935年(皇紀2595)昭和10年の増築

 茶室「楽寿(らくじゅ)」
 武者小路千家官休庵12代家元 千宗守の監修により建立、命名もされる
 「お客さまを風雨にさらすわけにはいかない」という当主の配慮により、室内に躙り口がある
 天井は真行草になっており、正客を敬い高く、次客は控えて造られている
 あすなろの木を用いられている
 床には、大田垣蓮月による軸がかけられている


 <表蔵(国の登録有形文化財)>

 <中蔵(国の登録有形文化財)>
 鉄骨は用いず土で造られている  壁が呼吸しているといわれ、状態をきれいに保管できるといわれる
 着物や、季節の室礼の道具などが保管されている

 <宝蔵(国の登録有形文化財)>
 一番奥の蔵
 神さんの蔵とされ、現在も当主しか入ることが許されていないという
 蔵の中からも見えない2階に神さんが祀られており、毎朝礼拝されている
 扉は漆塗り

 <金の井戸>
 神さんへの毎朝のお供えに現在も用いられている
 滑車は、織部焼でできている

 <銀の井戸>
 入口の井戸
 屋内であるが屋根がついている
 打ち水や掃除など、日常の暮らしに現在も用いられている

【西陣くらしの美術館 冨田屋へのアクセス】

 市バス 一条戻り橋・晴明神社前 あるいは 今出川大宮 徒歩約5分

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