桔梗(キキョウ)は、秋の七草の一つで、初夏に紫や白の花を咲かせる多年性草本植物
 全国で、山野の日当たりの良い所に育つ
 万葉集のなかで歌われているアサガオは桔梗のことだといわれる
 高さは40~100cm程
 花は、4~5cmの星型の広鐘形
 色は青紫
 おしべ・めしべ・花びらはそれぞれ5本
 園芸品種には、白やピンクの花、二重咲きになる品種がある
 葉は、互生で長卵形、ふちには鋸歯がある
 つぼみは、花びら同士がぴたりとつながっており、風船のように膨らんでいく
 英名では「Balloon flower」と称される
 つぼみが、徐々に緑から青紫に変わり、裂けて星型の花を咲かせる
 根は、太く、黄白色
 <ききょうの里> 亀岡市 谷性寺(通称「光秀寺」)の門前 5万株
 <谷性寺> 光秀寺 桔梗寺
 <広隆寺>
 <金福寺>
 <城南宮>
 <智積院>
 <天得院> 東福寺の塔頭 桔梗の寺 杉苔の枯山水庭園に約300株の八重の桔梗
 <退蔵院> 妙心寺の塔頭
 <宝泉院>
 <芳春院>
 <廬山寺> 源氏の庭にキキョウの一群がある
 <生薬>
 根が太く、サポニンを多く含み、「桔梗根」と称される生薬に利用される
 咳止め・鎮痛・鎮静・去痰・解熱作用がある
 <桔梗紋>
 桔梗の花の形の紋
 明智光秀も用いていた
 安倍晴明の五芒星を「桔梗印」と称され、晴明神社では神紋とされている
 大将軍八神社では、菊の中に桔梗の神紋
 <花言葉>
 「清楚」「気品」