大将軍八神社(だいしょうぐんはちじんじゃ)(DaisyougunHachi Jinjya) 京都通メンバ
所在地:京都市上京区一条通御前西入 
   鳥居地図情報鳥居

祭神:素戔嗚尊
配祀:五男三女神
配祀:聖武天皇・桓武天皇

社格:府社

通称:大将軍さん(だいしょうぐんさん)

神紋:の中に桔梗

重要文化財:仏像80躯
京都を彩る建物や庭園選定

 大将軍八神社(だいしょうぐんはちじんじゃ)は、桓武天皇が王城鎮護のために勧請した方除厄除けの神社

 北野の北野天満宮の南にあり内裏の北西角(風水の天門)を司る

 北野天満宮の南西の、一条通の商店街の中に建つ

大将軍八神社の写真集

【大将軍八神社の歴史・経緯】

【大将軍八神社の祭神】

 五男三女神を主祭神とされている

 大将軍神(だいしょうぐんしん)(素戔嗚尊・天津彦根命(あまつひこねのみこと)
 大歳神(だいさいしん)(天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)
 大陰神(だいおんしん)(市杵嶋姫命)
 歳形神(さいぎょうしん)(田心姫命(たきりひめのみこと)
 歳破神(さいはしん)(湍津姫命(たきつひめのみこと)
 歳殺神(さいさつしん)(天穂日命
 黄幡神(おうばんしん)(活津彦根命(いくつひこねのみこと)
 豹尾神(ひょうびしん)(熊野樟日命(くまのくすびのみこと)

 配祀
  左客人宮:聖武天皇(天璽国押開豊桜彦命(あめしるしくにおしひらきとよさくらひこのみこと)
  右客人宮:桓武天皇(日本根子皇統弥照命)(やまとねこあまつひつぎいやてらすのみこと)


 <大将軍神>
 平安時代において、陰陽道信仰のなかでも重要な方位の吉凶を司る星神
 藤原氏や貴族なども、造営、入内、行幸などの際にも、陰陽に気遣っていたといわれる
 陰陽書「宅経」には「北西を天門として大将軍を祀る」と記されている

 平安京の四方に祀られた大将軍神社
  東方:大将軍神社(東三条大将軍)
  西方:大将軍八神社
  南方:藤森神社境内大将軍社
  北方:今宮神社境内大将軍社、西賀茂大将軍

 明治新政府の神仏分離令の悪政により、陰陽道等の外来神は廃されてしまう

 <暦神八将神>
 八方位の神で、暦の吉凶を司る星神
 牛頭天王(素戔嗚尊)の8柱の子供とされる

 大歳神(だいさいじん) : 歳星(木星)
 大将軍(だいしょうぐん) : 太白星(金星)
 大陰神(だいおんじん) : 大歳神の妃、鎮星(土星)
 歳刑神(さいぎょうしん) : 辰星(水星)
 歳破神(さいはしん) : 大陰神とおなじ土星
 歳殺神(さいさつしん) : 大将軍と同じ金星
 黄幡神(おおばんしん) : 羅ごう星
 豹尾神(ひょうびしん) : 計都星(彗星)


【大将軍八神社の境内】

 <鳥居>
 <神門>
 南向きに建っている

 <社殿>
 八棟権現造
 1929年(皇紀2589)昭和4年11月の再建

 <方徳殿
 収蔵庫
 入口には、大将軍神の石像が置かれている
 大将軍神像80躯(重要文化財)が立体曼荼羅のように安置されている
 1974年(皇紀2634)昭和49年
 神饌所を取り壊し創建される

 <八卦の碑(はっけのひ)>
 本殿の正面にある
 円形と八角形を組み合わせた構造
 石柱の上部の八角形には「乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤」の文字が刻まれている
 その上の円形には、六芒星をモチーフとしたものが描かれている
 八卦は、乾は天、坤は地、離は火、坎は水、震は雷、艮は山、巽は風、兌は沢を象徴している
 これらが一つの円環として配置されることで、あらゆる方角への影響と調和を示し、
 凶方を鎮め、吉方を導くとされる

 <拝殿>
 <神宝庫>

 <招霊ノ木(おがたまのき)>
 神代神

 <車石>
 大津から三条大橋東海道などに、牛車が通るために舗装代わりに置かれた石


【大将軍八神社の境内社】

 <摂社 大杉社>
 祭神:大杉大明神(おおすぎだいみょうじん)(産土神さん、巳さん)
 朱色の瑞垣に囲まれている
 本殿は覆屋のなかにおかれている

 <摂社 豆𠮷社>
 祭神:豆𠮷明神(まめよしみょうじん)(大杉大明神の眷属神(お付きの神さん)

 <摂社 歳徳金神社>
 祭神:歳徳神(としとくしん)(吉方を司る神)
    大金神(だいこんじん)(凶方を司る神)
 1857年(皇紀2517)安政4年の創建

 <末社 五社>
 祭神:事代主神(商売繁盛、漁業の信仰)
    稲荷神(産業・農耕の信仰)
    菅原道真公神(カンコウさん・学業の信仰)
    長者神(フクロクジュさん・金運、長寿の信仰)
    大物主神(ダイコクさん・交通、開運招福の信仰)
 1718年(皇紀2378)享保3年の勧請

 <末社 三社>
 祭神:命婦神(みょうぶしん)(オキツネさん、女性守護の信仰)
    宗像三女神(ベンテンさん・芸事の信仰)
    猿田彦大神(サルタヒコさん・道開きの信仰)

【大将軍八神社の文化財】

 <木造 大将軍神像 80躯(重要文化財)
 武装した神像50体、束帯をつけた神像29体、童子像1体の合わせて80体
 すべて男神像
 方徳殿に立体曼荼羅のように安置されている
 桧や欅で作られている
 大将軍は陰陽道において四方を司る神さんといわれる
 平安時代中期から末期にかけて、大将軍信仰が盛んな時期に奉製されたもの
 1972年(皇紀2632)昭和47年5月30日 重要文化財に指定される
 2003年(皇紀2663)平成15年5月29日 追加指定されている

 <古天文暦道資料(京都府指定文化財)>
 陰陽道に関わる神社であることから、安倍晴明の子孫が伝えてきた多くの貴重な陰陽道・天文学資料が
 方徳殿に収蔵されている

 <天球儀>
 江戸時代中期の精巧なもの
 天文暦学者 渋川春海の製作といわれる
 渋川春海は、小説「天地明察」の主人公としても注目されている
 直筆の暦なども所蔵されている


【大将軍八神社の祭事】

 フリーマーケット:毎月第1日曜日

 <歳旦祭>
 正月元日

 <西大路七福社ご利益巡り>
 1月〜2月
 吉祥院天満宮若一神社・春日神社・わら天神敷地神社衣笠分社・平野神社

 <節分星祭>
 2月立春の前の日

 <大将軍祭>
 10月第3日曜(本来は、10月23日)
 午前10時から祭典が行われ、神輿巡行が行われる
 前日、宵宮に大蛇餅が奉納され、無病息災等を祈願して氏子に授与される

 <七五三詣り
 11月

 <お火焚祭>
 11月23日
 ゴマ木に祈願事、年齢等を書き「大祓」の祝詞が奉奏されるなか火で焚上される

大将軍八神社の写真集

【大将軍八神社へのアクセス】

 嵐電 北野線 北野白梅町駅 徒歩約5分
 市バス 北野白梅町 南東300m 徒歩約5分
 市バス 大将軍 徒歩約5分
 市バス 北野天満宮前 南西200m 徒歩約5分

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