山吹(やまぶき)(Japanese rose)

分類:バラ目・バラ科・バラ亜科・ヤマブキ属

花期:4月中旬
花色:黄色

別名:山振(ヤマブリ)

 山吹(やまぶき)は、バラ科の落葉低木

 4月中旬に、色の名称にもなっている鮮やかな濃い黄色の花をつける

【山吹の特徴】

 樹高:1〜2mの落葉低木

 花期:4月中旬
 花色:黄色
 花弁:5枚

 咲き方:一重咲き・八重咲き
 一重の山吹には数年おきに細長い実がつくが、八重山吹には実がならない

 地下茎があり、そこから枝がたくさん伸びてくる
 茎は細く、柔らかい

【山吹の名所】

 <京都御苑
 <興聖寺> 琴坂 春岸の山吹
 <平野神社
 <松尾大社> 山吹祭
 <来迎院



【和歌】

 歌にも好んで詠まれ、よく「蛙(かはず)」とともに詠み合わせられる
 春の季語

 「都人 きてもをらなむ 蛙なく あがたのゐどの 山吹の花」
 後撰和歌集 縣神社

 「山吹の 立ちよそひたる 山清水 汲みに行かめど 道の知らなく」
 高市皇子(たけちのみこ)(万葉集

 「花咲きて 実は成らずとも 長き日(け)に 思ほゆるかも 山吹の花」
 万葉集

 「蝦(かわづ)鳴く 甘南備河(かむなびがわ)に かげ見えて 今か咲くらむ 山吹の花」
 厚見王(あつみのおおきみ) 万葉集

 「春雨の 露のやどりを 吹く風に こぼれてにほふ 山吹の花」
 源実朝 金槐和歌集

 「山吹や 葉に花に葉に 花に葉に」
 炭太祇(たんたいぎ)

 「山吹や 宇治の焙炉の にほふとき」
 松尾芭蕉の句碑(三室戸寺

 「ほろほろと 山吹散るか 滝の音」
 松尾芭蕉

【その他】

 <名前の由来>
 山の中に生えて、花の色が蕗(ふき)に似て金色で美しいことが由来
 しなやかな枝が風にゆれる様子から「山振」と記されていた

 <市町村の花>
 宇治市
 井手町

 <やまぶきいろ>
 鮮やかな濃い黄色

 <白山吹(シロヤマブキ)>
 山吹に似ており、白花を咲かせる
 シロヤマブキ属で、山吹とは別属の花
 花弁数も四弁花で、異なる


【京都検定 第6回2級】


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