三船祭(みふねまつり)(Mifune Matsuri)

期日:5月第三日曜日

場所:大堰川   名所地図情報名所

 三船祭(みふねまつり)は、嵐山で営まれる車折神社の祭礼

 1928年(皇紀2588)昭和3年
 宇多上皇行幸の御船遊びにちなみ、昭和の御大典(即位)を記念して、例祭の延長神事として始められる

【催し】

 <例祭(大祭)>
 5月14日
 車折神社

 <お出ましの式>
 5月第三日曜日正午
 車折神社

 <神幸列(しんこうれつ)>
 午後1時
 車折神社から神幸列(しんこうれつ)が出発し、
 大堰川に沿って渡月橋を渡り、渡月橋の上流の中ノ島公園にいたる

 <御乗船>
 午後2時頃
 中ノ島公園から御座船(ござぶね)に乗船する

 御座船に続き、龍頭船、鷁首船など、詩歌、俳諧、謡曲、筝曲などを披露する奉仕船が30隻ほど繰り出す
 龍頭船(りゅうとうせん)は、管弦楽の迦陵頻(かりょうびん)で胡蝶の舞を奉納する華麗な船
 鷁首船(げきすせん)は、献茶が行われる
 船からは、和歌などを書いた美しい京扇子が流される
 信者より納められた古い扇子も流される

 <終了式>
 午後4時頃
 上陸の後、嵐山頓宮に入御し、終了式が行われる

【その他】

 <三船>
 白河天皇が、大堰川行幸の際に、漢詩、和歌、奏楽に長じたものを三隻の船に分乗させたことにより、
「三船」と称されたといわれる

 <清少納言
 三船祭のヒロイン役
 車折神社の祭神の清原頼業と清少納言は同族で、清少納言車折神社の末社 清少納言社に祀られている
 十二単を着た清少納言は御座船に乗る

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【京都検定 第1回3級】

66.大堰川に船を浮かべて、船上で雅楽や日本舞踊・琴などの芸能を披露したり、船から和歌などを書いた美しい扇を流す三船祭は、どこの神社の祭か?

【京都検定 第2回3級】

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