聴松院(ちょうしょういん)
(CyousyouIn) 京都通メンバ
所在地:京都市左京区南禅寺福地町 
   卍地図情報卍

臨済宗南禅寺派大本山 南禅寺塔頭

旧称:瑞松庵

本尊:摩利支天

創建:鎌倉時代末期

創建:南禅寺14世 清拙正澄(せいせつしょうちょう)

重要文化財:2件(絵画)

ご利益:開運勝利、福利円満、万難消除

 聴松院(ちょうしょういん)は、南禅寺境内の北西部にある塔頭

 江戸時代中頃から名物 湯豆腐を提供していた
 豆腐は、平安時代に中国から伝えられ、僧の食事として各寺で独自の製造法を持っていた
 南禅寺は、豊富な種類の豆腐料理を持っていた

 織田信長蒲生氏郷も訪れたといわれる

【聴松院の歴史・経緯】

【聴松院の伽藍】

 <本堂>

 <狛猪>
 本堂両脇に阿吽一対の狛猪が安置されている
 1892年(皇紀2552)明治25年の銘がある

 <書院>
 藤堂高虎の建立といわれる

 <池泉回遊式庭園
 かつて亀山天皇の離宮であったもの
 室町時代後期の相阿弥の作庭といわれる

 <摩利支尊天>
 鎮守社
 秘仏の摩利支尊天図が祀られている
 創始 清拙正澄が、中国 元から勧請したといわれる

 <お墓>
 南禅寺第266世 玄圃霊三が分骨されている

【聴松院の寺宝】

 <絹本著色 天境霊致像(てんきょうれいちぞう)1幅(重要文化財)>
 南禅寺32世 天境霊致(てんきょうれいち)の肖像画
 1381年(皇紀2041)弘和元年/永徳元年
 永徳元年の自賛がある
 1959年(皇紀2619)昭和34年12月18日 重要文化財に指定される

 <絹本著色 細川蓮丸像(ほそかわはすまるぞう)1幅(重要文化財)>
 細川蓮丸は、細川藤孝の五男で、12歳で病死する
 没後間もなく描かれた坐像で、珍しい武家の写実的な少年像
 小袖に美しい辻ヶ花染とみられる模様が描かれている
 1587年(皇紀2247)天正15年
 天正十五年梅谷元保(南禅寺264世)の賛がある
 1956年(皇紀2616)昭和31年6月28日 重要文化財に指定される

 <九条袈裟>
 創始 清拙正澄が用いていたものといわれる

【聴松院へのアクセス】

 市バス 永観堂南禅寺前 徒歩約10分
 地下鉄 東西線 蹴上駅 徒歩約15分

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