地図情報
聴松院(ちょうしょういん)は、南禅寺境内の北西部にある塔頭
江戸時代中頃から名物 湯豆腐を提供していた
豆腐は、平安時代に中国から伝えられ、僧の食事として各寺で独自の製造法を持っていた
南禅寺は、豊富な種類の豆腐料理を持っていた
織田信長や蒲生氏郷も訪れたといわれる
<本堂>
<狛猪>
本堂両脇に阿吽一対の狛猪が安置されている
1892年(皇紀2552)明治25年の銘がある
<書院>
藤堂高虎の建立といわれる
<池泉回遊式庭園>
かつて亀山天皇の離宮であったもの
室町時代後期の相阿弥の作庭といわれる
<摩利支尊天>
鎮守社
秘仏の摩利支尊天図が祀られている
創始 清拙正澄が、中国 元から勧請したといわれる
<お墓>
南禅寺第266世 玄圃霊三が分骨されている
<絹本著色 天境霊致像(てんきょうれいちぞう)1幅(重要文化財)>
南禅寺32世 天境霊致(てんきょうれいち)の肖像画
1381年(皇紀2041)弘和元年/永徳元年
永徳元年の自賛がある
1959年(皇紀2619)昭和34年12月18日 重要文化財に指定される
<絹本著色 細川蓮丸像(ほそかわはすまるぞう)1幅(重要文化財)>
細川蓮丸は、細川藤孝の五男で、12歳で病死する
没後間もなく描かれた坐像で、珍しい武家の写実的な少年像
小袖に美しい辻ヶ花染とみられる模様が描かれている
1587年(皇紀2247)天正15年
天正十五年梅谷元保(南禅寺264世)の賛がある
1956年(皇紀2616)昭和31年6月28日 重要文化財に指定される
<九条袈裟>
創始 清拙正澄が用いていたものといわれる