地図情報
極楽寺(ごくらくじ)は、亀岡市市街地北部の千歳町にある浄土宗の寺院
七福神の寿老人が祀られている丹波七福神めぐり第5番札所
かつて隣接していた出雲大神宮の神宮寺で雨乞神事が行われていた観音菩薩立像(重要文化財)(雨乞観音)を所蔵している
江戸時代初期
1646年(皇紀2306)正保3年
浄土宗の僧 光誉雲哲により開山されたといわれる
隣接する丹波国一の宮 出雲大神宮の神宮寺と関係深かったといわれる
明治維新
明治新政府の廃仏毀釈の悪政により、隣接する出雲大神宮の神宮寺が廃寺にされてしまい、
本地仏だった十一面観音菩薩立像が極楽寺に遷された
<山門>
<本堂>
瓦葺、入母屋造、平屋建、間口六間、奥行五間
棟木に、霊堂和尚により般若心経が書写されている
<庭園>
<庫裏>
<鐘楼>
<収蔵庫>
<鎮守社>
<地蔵祠>
6体の六地蔵菩薩が祀られている
<福禄寿の石像>
山門の脇に置かれている
<木造 十一面観音立像(じゅういちめんかんのんりゅうぞう)1躯(重要文化財)>
「雨乞観音」と称される観音菩薩
像高201.1cm
平安時代前期の作
頭部にあった十一面はすべて失われてしまっている
かつて、隣接していた出雲大神宮の神宮寺の本地仏であり観音堂に安置されていたもの
干ばつのときには、神饌田に運び出して水をかけるなどして仏を怒らせることで、降雨を願う雨乞い神事が行われていた
明治新政府の廃仏毀釈の悪政により神宮寺が廃寺にされてしまい極楽寺に遷された
1917年(皇紀2577)大正6年4月5日 重要文化財に指定される
<寿老人>
不老長寿の神さん
丹波七福神めぐり第6番
<釈迦涅槃図>
唐の呉道子の書によるといわれる