泰産寺（たいさんじ）（TaisanJi）
本堂
子安の塔
子安の塔
所在地：京都市東山区清閑寺下山町
地図情報
北法相宗の総本山清水寺の塔頭
本尊：十一面千手千眼観音菩薩
創建：光明皇后
通称：子安の塔（こやすのとう）
ご利益：安産祈願
洛陽三十三所観音巡礼第十四番札所（十一面千手千眼観音菩薩）
第十五番札所へ
地図情報北法相宗の総本山清水寺の塔頭
本尊：十一面千手千眼観音菩薩
創建：光明皇后
通称：子安の塔（こやすのとう）
ご利益：安産祈願
洛陽三十三所観音巡礼第十四番札所（十一面千手千眼観音菩薩）
第十五番札所へ
泰産寺（たいさんじ）は、清水寺の本堂から錦雲渓を隔てた南の丘の上に建つ塔頭
「子安の塔（こやすのとう）」と称される三重塔（重要文化財）が立つ
この場所からは、清水寺が一望できる
さらに奥に進むと、清閑寺へ通じる
【泰産寺の歴史・経緯】
本堂
子安の塔（清水寺の舞台から）
清水寺から参道の石標
清水寺の伽藍の展望
清水寺の本堂の展望【泰産寺の伽藍】
＜三重塔（重要文化財）＞
総丹塗り、桧皮葺
高さ約１５m
各重とも、軒は二軒繁垂木(ふたのきしげたるき)、とぐみは三手先、尾垂木がない珍しいもので、縁には組高欄がめぐらされている
塔内には、６cmほどの小観音を胎内に宿す千手観音（子安観音）が祀られており「子安の塔」と称される
江戸時代初期
寛永年間（1624年〜1644年）の再建
＜本堂＞
洛陽三十三所観音巡礼第十四番札所として十一面千手千眼観音菩薩が祀られている
脇侍に、地蔵菩薩と毘沙門天、眷属二十八部衆に風神、雷神が祀られている
【御詠歌】
「たいないに やどりしよりも たのみつる こやすのとうの ほとけなるらん」
【その他】
＜産寧坂＞
安産祈願の泰産寺に参拝する坂道なので、産寧（うみやすい）坂と称されるようになったともいわれる
産寧坂の上の清水寺仁王門前の広場には、「子安塔跡」の石碑が立つ
