地図情報
透玄寺(とうげんじ)は、寺町通綾小路下ルにある寺院
塀が朱色に塗られており「あかかべ寺」とも称される
<本堂>
<石標「安産背競地蔵尊」>
門前脇に立つ
<地蔵堂>
<木造 如意輪観音坐像(にょいりんかんのんざぞう)1躯(重要文化財)>
等身大の六臂如意輪観音像
1256年(皇紀1916)建長8年
鎌倉時代の作
納入品は、浄土宗西山派の高僧 円空上人の発願による
京都国立博物館に寄託されている
1978年(皇紀2638)昭和53年6月15日
附指定:像内納入品
・朱書法華経(包紙・紙縒添)二部(一部開結共)18巻
建長八年七月、願主円空、執筆長命、覚縁等の奥書がある
・朱書般若心経 四部 1巻
建長八年七月九日、長命書写の奥書がある
・銅製経筒 一口
<安産背競地蔵>
地蔵堂に安置されている
木造、彩色、高さ70cm
平安時代の恵心僧都 源信の作といわれる
自らが難産で生まれたため、女性の安産を祈願して刻んだものといわれる