狩野内膳(かのうないぜん)(Naizen Kano)

桃山時代江戸時代初期の狩野派の絵師

生年:1570年(皇紀2230)元亀元年
没年:1616年(皇紀2276)元和2年4月3日
享年:47

父親:不詳

名:重郷(しげさと)
幼名:九蔵
号:内膳
通称:久蔵
法名:一翁、一翁斎

流派:狩野派

 狩野内膳(かのうないぜん)は、桃山時代江戸時代初期の狩野派の絵師

 風俗画を得意とした

 豊臣秀吉の7回忌臨時大祭の記録として「豊国祭礼図屏風」を作成、豊国神社に奉納された

【狩野内膳の経緯】

【狩野内膳】

 狩野松栄に絵を学ぶ

 豊臣秀吉に登用され、以後、豊臣家の絵事を務めた

 風俗画を得意とした

【狩野内膳の代表作】

 <平敦盛像 絵馬1面(神戸市指定文化財)>
 1590年(皇紀2250)天正18年の作
 須磨寺(兵庫)所蔵

 <豊国祭礼図屏風 紙本著色 六曲一双(重要文化財)
 1606年(皇紀2266)慶長11年の作
 豊臣秀吉の7回忌臨時大祭の記録として作成
 豊臣秀頼によって豊国神社に奉納された
 豊国神社所蔵


 <南蛮人渡来図(南蛮屏風) 紙本金地著色 六曲一双(重要文化財)>
 神戸市立博物館所蔵

 <南蛮人渡来図(南蛮屏風) 紙本金地著色 六曲一隻(左隻)>
 文化庁所蔵(九州国立博物館寄託)

 <南蛮人渡来図(南蛮屏風) 紙本金地著色 六曲一双>
 個人所蔵

 <禅宗祖師図屏風 紙本墨画淡彩 六曲一双>
 常栖寺(与謝野町)所蔵

【その他】

 <狩野一渓>
 狩野内膳の息子
 日本初の画伝「丹青若木集(たんせいじゃくぼくしゅう)」を著した


【京都検定 第19回1級】

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