三条大橋(さんじょうおおはし)(Bridge of Sanjyou)

所在地:京都市東山区三条通五軒町   地図情報

長さ:約74m
幅 :約15.5m
2車線歩道付コンクリート製

 三条大橋(さんじょうおおはし)は、三条通鴨川にかかる橋

 三条大橋は、東海道と中山道の起点終点にあたる

 三条通は、三条口、粟田口を経て、山科、大津へと通じていく交通上の重要な要衝で、幕府が管理する公儀橋とされていた

【三条大橋の歴史・経緯】


【三条大橋】

 <十二の擬宝珠(ぎぼし)
 三条大橋の欄干の親柱(宝珠柱)に被せられている紫銅製の装飾
 ネギの花に似ていることから「葱台(そうだい)とも称される

 天正年間(1573年〜1592年)のものと、昭和の擬宝珠が残され、祇園小唄が刻まれた擬宝珠もある

 「洛陽三条の橋は後代に至るも往還の人を化度とせしむるもの他、
       盤石の礎は地に入ること五尋(ごひろ)、切石柱は六十三本也」
 と、銘にその規模が記されている
 化度(けど)とは、衆生を教え導き救うこと

【三条大橋付近の名所】

 <弥次喜多の像
 三条大橋の西詰め南側に建つ
 十返舎一九の「東海道中膝栗毛」の弥次さん喜多さんの像

 <高山彦九郎の土下座像
 三条大橋の東詰め南側にある
 御所に向かってひれ伏す姿の像
 高山彦九郎は、林子平、蒲生君平とともに寛政の三奇人といわれた武士
 尊皇思想家で、尊皇を唱え幕府を批判して旅をし、京都に出入りするたびに御所を遙拝していたといわれる

 <駅伝の碑
 1917年(皇紀2577)大正6年4月27日
 日本最初の駅伝「東海道五十三次駅伝競走」が、午後2時に三条大橋からスタートした記念碑

 <高札場跡>
 三条大橋の西詰め北側
 法令などを板面に記して往来などで周知させる「高札(こうさつ)」が掲示されていたところ
 現在も、天正年間の大改造の際に使用された石の柱が残っている

 <花の回廊
 鴨川左岸の三条大橋〜七条大橋
 シダレザクラやモミジなど、四季折々の花や木を眺められる散策路



【三条大橋へのアクセス】

 京阪電車 三条駅 東詰め北側にある
 地下鉄東西線 三条京阪駅
 市バス 三条京阪前


【京都検定 第2回3級】

【京都検定 第8回3級】

【京都検定 第10回3級】

【京都検定 第15回3級】

【京都検定 第2回2級】

【京都検定 第3回2級】

【京都検定 第10回2級】

【京都検定 第14回2級】

【京都検定 第17回2級】

【京都検定 第6回1級】

【京都検定 第10回1級】

【京都検定 第12回1級】

【京都検定 第13回1級】


[インデックス]


京都通メンバページ

写真:表示/非表示

フェイスブックでシェア LINEで送る

[目次]


[関連項目]


[協賛リンク]



[凡例]

赤字
 京都検定の出題事項
 (過去問は下段に掲載)

ピンク
 京都検定に出題された
項目へのリンク

青色紫色
 関連項目へのリンク