元慶寺(がんけいじ)は、山科の北西部の北花山にある寺院
西国三十三所観音霊場中興の祖 花山法皇が出家したゆかりのお寺
<本堂>
本尊の薬師瑠璃光如来、遍照の作といわれる木像、花山法皇の宸影などが安置されている
安永年間(1772年〜1781年)の再建といわれる
<山門>
唐風の竜宮造
梵天と帝釈天が安置されていたが、現在は、京都国立博物館に寄託されている
<納経所>
<石碑>
「人皇六拾五代花山院法皇御落飾道場」
<御詠歌>
「待てといわば いともかしこし 花山(はなやま)に しばしとなかん 鳥の音もがな」
開基の遍照僧正は、六歌仙の一人
百人一首「天津風雲の通い路吹きとじよ乙女の姿しばしとどめむ」