地図情報
慈芳院(じほういん)は、東山五条の南西、慈芳院庵町(じほういんあんまち)にある寺院
<山門>
<石標「太閤記室山中山城守長俊公墓道」>
門前に立つ
<本堂>
<石仏 釈迦如来>
本堂手前左手の覆堂に安置されている
蓮弁が三段になっている鱗葺(うろこぶき)の豪華な蓮華座に坐し、右手は施無畏印、左手は膝の上に置き小さい薬壷を持っている
仏身、光背、連座も一石による
高さ約180cm、花崗岩
鎌倉時代中期の作
<お墓>
開基の蒲生郡橋本の領主 山城守 山中長俊のお墓がある
<紙本墨画 竜虎図(りゅうこず)六曲屏風一双(重要文化財)>
室町時代の水墨画家 単庵智伝の筆
現存する龍虎図屏風としては最古の作例
2006年(皇紀2666)平成18年6月9日 重要文化財に指定される
<紙本著色 山中長俊像 1幅(重要文化財)>
桃山時代の作
開山とされる三江紹益(後の建仁寺295世)の賛がある
1910年(皇紀2570)明治43年4月20日 重要文化財に指定される