地図情報
慈済院(じさいいん)は、天龍寺の総門を入って右手、弘源寺の西隣にある塔頭
素朴な土壁で囲まれている
天龍寺の大火からまぬがれ、室町時代の建築様式が残っている
<庫裏>
<弁天堂>
天龍寺七福神の一つの水槢福寿大弁財天が祀られている
<来福門>
弁天堂の唐様の優美な門
<心田桜(しんでんさくら)>
玄関脇にある
御所の御車返の一種
慈済院の管主 稲葉心田の名前から名付けられた
<絹本著色 足利義持像(あしかがよしもちぞう)1幅(重要文化財)>
足利義持の肖像画
1412年(皇紀2072)応永19年
応永十九年履仲元礼の賛がある
作者不詳
1959年(皇紀2619)昭和34年6月27日 重要文化財に指定される
<蘇芳地連雲文金襴袈裟(すおうじれんうんもんきんらんけさ)1領(重要文化財)>
中国 元時代のもの
足利義満の信任の厚かった天龍寺の空谷明応(仏日常光国師)が用いていたもの
1969年(皇紀2629)昭和44年6月20日 重要文化財に指定される
<蕉堅会>
坐禅の会
毎月日曜に1回行われている
<慈済院墓地>
当初、慈済院は、斎明神社の南にあったが、現在は、天龍寺境内に移転しており、慈済院墓地だけが斎明神社の南に残っている