光源院(こうげんいん)(KougenIn)

所在地:京都市上京区今出川通烏丸東入ル相国寺門前町   卍地図情報卍

臨済宗相国寺派大本山 相国寺塔頭

本尊:釈迦如来

開基:相国寺28世 元容周頒

旧称:広徳軒

 光源院(こうげんいん)は、相国寺塔頭の一つで、今出川御門の南門から入り玉龍院の北にある

 室町幕府13代将軍 足利義輝の菩提寺

【光源院の歴史・経緯】

【光源院の伽藍】

 <本堂(方丈)>
 1988年(皇紀2648)昭和63年の再建
 室中の間の襖には、日本画家 水田慶泉により、約半年がかりで禅宗寺院では珍しい十二支が描かれた

 <十二支の庭>
 本堂南側の枯山水庭園
 本堂の十二支の襖絵と対になる干支が配されている
 右側のを表した伊予青石や、寅を表した根尾谷の菊花石など、
 京都の銘石、四国の伊予青石、高知赤石など各地の銘石が用いられている

 <行者堂>
 明治時代の神仏分離 廃仏毀釈のときに移築された建物
 中央に修験道の祖 神變大菩薩(じんぺんだいぼさつ)(役行者)と、前鬼・後鬼の夫婦鬼、
 右側に真言宗開祖 弘法大師
 左側に不動明王と矜羯羅童子・制多伽童子などが祀られている

 <庫裏>
 1988年(皇紀2648)昭和63年の再建

 <墓地>
 池田輝政の母親 善應院のお墓
 池田家家臣 荒尾但馬守のお墓
 相国寺画僧 維明周奎のお墓

【光源院の寺宝】

 <絹本著色 妙葩和尚像(重要文化財)>
 春屋妙葩の肖像画  室町時代吉山明兆の筆
 1907年(皇紀2567)明治40年5月27日 重要文化財に指定される


 <襖絵「十二支の図」14面>
 本堂(方丈)の室中の間の14面の襖絵
 1988年(皇紀2648)昭和63年
 本堂が再建されたときに、日本画家 水田慶泉によって約半年がかりで描かれた
 禅宗寺院では珍しい十二支が描かれている
 左4面に・猪・未・子・牛・申が、中央4面に虎・、右4面に・鶏・・犬が描かれている

 <襖絵「春」4面>
 本堂の下間の間の襖絵
 七福神の7神、嫁入り行列、狐などが描かれている
 2021年(皇紀2681)令和3年
 日本画家 加藤晋により奉納される

 <襖絵「風雷坊」6面>
 本堂の下間の間の襖絵
 風神と、風神の子どもも描かれている

 <襖絵「夏秋冬」4面>
 本堂の上間の間の襖絵
 西遊記一行・桃太郎一行・笠地蔵・龍・牛・像・雪女などが描かれている
 あらゆるものが仏性を持つという「草木国土悉皆成仏(そうもくこくどしっかいじょうぶつ)」の世界を表している
 2021年(皇紀2681)令和3年
 日本画家 加藤晋により奉納される

 <襖絵「風雷坊」4面>
 本堂の上間の間の襖絵
 雷神と、雷神の子どもも描かれている

【光源院へのアクセス】

 市バス 同志社前 徒歩数分
 地下鉄 今出川駅 徒歩約5分

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