地図情報
荒見神社(あらみじんじゃ)は、城陽市、JR長池駅から国道24号、長池交差点の西方にある神社
旧富野村の産土神さん
山城国久世郡の式内社とされる
5柱が祀られており「五社天神宮」と称される
<天火明尊(あめのほあかりのみこと)>
<天香語山尊(あめのかごやまのみこと)>
<天村雲尊(あめのむらくものみこと)>
三神は、三富野部氏の祖といわれる
富野(との)・長池集落の産土神さん
<阿比良依姫尊(あひらよりひめのみこと)>
天村雲尊の后神
<木花開耶姫尊>
由緒不詳
<式内社>
927年(皇紀1587)延長5年
延喜式神名帳の
「久世郡 二十四座 大十一座 小十三座」の「荒見神社」に比定されている
その後、現在は、久御山町の荒見神社が式内社として治定されている
境内の四方を掘割に囲まれいる
鳥居をくぐるとすぐ、堀を渡る石橋が架けられている
境内は巨樹が多く、社叢は森になっている
<鳥居>
通りに南面して立っている
扁額「延喜宮 荒見神社」がかかっている
<石碑「式内 荒見神社」>
<神門>
通りに南面する鳥居をくぐったところにある
薬医門、瓦葺切妻造
神仏習合時代の遺構とされる
<手水舎>
神門をくぐって右側(東側)にある
<本殿(ほんでん)1棟(重要文化財)>
三間社流造、檜皮葺、西面して建つ
中門と透塀に囲われている
棟に瓦、棟飾りの獅子口が二つ据えられている
蟇股に唐獅子、木鼻は若葉が飾られている
1604年(皇紀2264)慶長9年の棟札があり、その頃の建立
1906年(皇紀2566)明治39年 重要文化財に指定される
2023年(皇紀2683)令和5年 修理が完成する
<拝殿>
入母屋造、妻入、銅板葺
舞殿風拝殿
<幣殿>
拝殿の奥、本殿の前にある
妻入切妻造
<御霊社(京都府指定文化財)>
本殿の右側(南側)にある
一間社流造、檜皮葺
蟇股は本殿より古く、室町時代後期の特徴を持つ
1923年(皇紀2583)大正12年の再建
<菊水神座>
本殿の奥のほう、境内東側の森の中にある
石組と湧水がある
<枝垂桜>
手水舎のそばにある
<社叢 鎮守の森>
アラカシ、椎の木、楠の木などが繁る
境内入口から西方の並木道は、馬場だったところで、流鏑馬等の神事が行われていたといわれる
<神宮寺 常楽寺>
境内にあった、石清水八幡宮 豊蔵坊(ほうぞうぼう)の末寺だった
明治維新
明治新政府の廃仏毀釈の悪政により破却させられてしまった
<歳旦祭> 1月1日
<古札焼納祭(とんど)> 1月15日
<還暦奉告祭> 1月休日
<節分祭(星祭)> 2月節分
<紀元祭> 2月11日
<祈年祭> 2月17日
<夏越大祓> 6月30日
<夏越祓> 6月30日
<例祭(秋例祭)(おいで祭)> 10月1日から5日
神幸祭 10月1日
宵宮祭 10月4日
還幸祭 10月5日
<献茶祭(城陽茶まつり)> 10月第三日曜日
<新嘗祭> 11月23日
<大祓・除夜祭> 12月31日