紫織庵(しおりあん)(ShioriAn)

正式名称:京のじゅばん&町家の美術館

所在地:京都市中京区新町通六角上ル西側三条町   名所地図情報名所

通称:紫織庵(しおりあん)

敷地:240坪

京都市指定有形文化財(川崎家住宅
京都府医学史研究会史跡

開館:1999年(皇紀2659)平成11年4月
閉館:2018年(皇紀2678)平成30年8月27日

 紫織庵(しおりあん)は、新町通六角上ルにある「京のじゅばんと京町家」の美術館

 川崎家住宅は、京町家の和風の中に洋風を巧みに取り入れた建築様式で、京都市指定有形文化財に指定されている

 一年を通じて、祇園祭期間中と同様に「屏風祭」が再現され公開されていた


【紫織庵の歴史・経緯】



【紫織庵】

 京都市指定有形文化財

 敷地:240坪

 通り側に門と塀を設けられており、奥へ順に、茶室、洋館、玄関棟、主屋、便所浴室棟、土間2棟がある

 設計:武田五一
      塚本与三次(京都商事株式会社の創始者)も設計に参与したといわれる
 アメリカの建築家フランク・ロイド・ライト(旧帝国ホテルなどを設計)の建築を参考にして設計されている
 旧帝国ホテルと同様に、外壁に大谷石と煉瓦タイルが貼られている

 大工棟梁:上坂浅次郎(こうさかあさじろう)(明治時代・大正時代に活躍した数寄屋大工)
 
 <玄関>
 お客さん用・家人用・使用人用と3ヶ所ある

 <茶室「紫織庵」>
 前庭にある長四畳の小間、南側に3畳の水屋がある
 下座床があり、点前座には北山杉の中柱が立ち、雲雀棚がある
 炉は台目切
 入口は、2枚障子の貴人口がある
 設計:数奇屋の名工 上坂浅次郎

 <玄関棟 1階洋間(チークの間)>
 濠天井に寄木貼り床、電熱式暖炉があり、内装の木部はすべてチーク材が使用されている
 当時、流行したFLライト風のデザインに仕上げられている
 広緑のガラス戸は、すべて建築当初の「波打ちガラス」で一枚も破損していないといわれる

 <主屋>
 中廊下がある、ほぼ総二階の建物
 2階にも本格的な座敷や洋間がある

 <主屋 1階客間>
 15畳の和室
 付書院・床の間・床脇(天袋・地袋)がある最も格式の高い部屋とされ、正客を迎える部屋として利用されてきた

 <主屋 1階仏間>
 12畳半の和室

 <欄間>
 客間と仏間の境の欄間には、日本画家 竹内栖鳳の作の「東山三十六峰」が桐正目の一枚板に彫刻されている

 <主屋 2階洋間サロン>
 20畳
 暖炉・ステンドグラスをはめ込んだ窓・シャンデリア・数木細工の床・鎌倉彫りの壁など、大正時代の豪華な造りとなっている

 <玄関棟 鉾見台>
 2階屋上
 祇園祭山鉾巡行五山の送り火を見るためのもの

 <織部マリヤ燈籠>
 竿の上部が左右に張り出して十字架に似せ、下部にマリア像が彫られている
 織部流茶道の祖 古田織部がキリスト教信者で、信者や茶人の好みに合うように創作したものといわれる

 <2棟の蔵>
 切妻造、本葺、2階建ての土蔵が、敷地西側に、大小の蔵が2棟並んで建っている
 北側:桁行4間・梁間3間半、28畳、道具類や建具が保存されてきた
 南側:桁行2間・梁間3間、12畳、祭や行事に使う衣装などが保存されてきた



【紫織庵での展示】

 <屏風飾>
 年間を通して、祇園祭の屏風飾が行われている

 <長襦袢資料室>
 錦紗・古浜ちりめんなど、明治時代から昭和時代初期の長襦袢(ながじゅばん)や下絵が展示されている


【紫織庵へのアクセス】

 地下鉄 烏丸御池駅  6番出口より徒歩5分
 地下鉄 四条烏丸駅 徒歩10分

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