地図情報
上品蓮台寺(じょうぼんれんだいじ)は、千本鞍馬口にあり、
東の鳥辺野、西の化野と並ぶ葬送地だった蓮台野が西側に広がる
かつて、12の子院があったことから「十二坊」と称される
春には枝垂桜(しだれ桜)がみごとに咲き誇る名所
<本堂>
本尊の延命地蔵菩薩像が安置される
<お墓>
仏師 定朝(じょうちょう)のお墓
室町時代の金工家 後藤家のお墓
<五輪塔>
空海の母親 阿刀氏(あとし)の塔
<蜘蛛塚>
墓所の北隅の大きな椋(むく)の木の下にある
「源頼光塚」とも称される
源頼光の熱病の原因となった土蜘蛛が棲んでいたといわれる塚
この老木を切り倒そうとした植木屋が、不思議な病にかかって死んだといわれる
<紙本著色 絵因果経1巻(国宝)>
釈迦の生涯と、前世での修行の物語を説いた経典「過去現在因果経」の一つで、
下段に経文を書写し、上段に経文の内容を説明した絵画を描いたもの
奈良時代のもの
京都最古の絵巻物とされる
1952年(皇紀2612)昭和27年11月22日 国宝に指定される
<絹本著色 文殊菩薩像(もんじゅぼさつぞう)1幅(重要文化財)>
鎌倉時代の作
1908年(皇紀2568)明治41年4月23日 重要文化財に指定される
<絹本著色 六地蔵像(ろくじぞうぞう)1幅(重要文化財)>
鎌倉時代の作
1908年(皇紀2568)明治41年4月23日 重要文化財に指定される