地図情報
金剛院(こんごういん)は、舞鶴市の東部、鹿原公園の北側にある寺院
細川幽斎が植樹した楓により「丹後のもみじ寺」と称される
三島由紀夫の小説「金閣寺」の舞台の一つ
境内一帯(106.38ha)は、モミ林、シイ・カシ林、シイ・タブ林などが維持されており、
金剛院京都府歴史的自然環境保全地域に指定されている
(1997年(皇紀2657)平成9年9月12日指定)
<本堂(京都府指定有形文化財)>
<金剛院塔婆(とうば)(三重塔)1基(重要文化財)>
開山 真如法親王の供養のために建立されたもので、塔内には真如法親王坐像が祀られている
三間三重、こけら葺
現在の塔の装飾などには 室町時代の特色がある
戦国時代の再建
三島由紀夫の小説「金閣寺」にも登場する
1917年(皇紀2577)大正6年4月5日 重要文化財に指定される
<雲山閣>
拝殿とされ、本堂と渡り廊下で繋がっている
舞台造
<庭園「鶴亀の庭」(京都府指定名勝)>
「小池庭」とも称される
蓬莱式池泉回遊式庭園
江戸時代の細川幽斎の作庭
細川幽斎が、同時に楓も植樹したといわれる
現在は、数千本あり「丹後のもみじ寺」と称される
<山門>
<鐘楼>
<弁財天堂>
<弘法の滝>
<宝物殿>
<本坊(庫裏)>
<高岳親王の墓>
<奉行杉>
参道の入り口付近にある
高さ約25m
金剛院の造営奉行を命じられた平忠盛が手植えしたといわれる
<千年ガヤ(舞鶴市指定天然記念物)>
<オオデマリ>
5月中旬
<秋海棠(シュカイドウ)>
9月頃
<木造 阿弥陀如来坐像(あみだにょらいざぞう)1躯(重要文化財)>
平安時代の作
1903年(皇紀2563)明治36年4月15日 重要文化財に指定される
<木造 金剛力士立像(こんごうりきしりゅうぞう)2躯(重要文化財)>
鎌倉時代の作
1925年(皇紀2585)大正14年8月25日 重要文化財に指定される
<木造 増長天立像(ぞうちょうてんりゅうぞう)1躯(重要文化財)>
平安時代の作
1925年(皇紀2585)大正14年8月25日 重要文化財に指定される
<木造 多聞天立像(たもんてんりゅうぞう)1躯(重要文化財)>
平安時代の作
1925年(皇紀2585)大正14年8月25日 重要文化財に指定される
<木造 執金剛神立像 1躯(重要文化財)>
甲冑を着て金剛杵(こんごうしょ)を持つ武装した姿で、如来を守護する善い神
鎌倉時代の快慶の作
1910年(皇紀2570)明治43年4月20日 重要文化財に指定される
<木造 深沙大将立像 1躯(重要文化財)>
西遊記に登場する沙悟浄(さごじょう)のモデルとされる仏教の守護神
左足の内側に「巧匠梵字 アン 阿弥陀仏」の快慶の墨書銘がある
執金剛神立像と一対のものとされる
鎌倉時代の快慶の作
1910年(皇紀2570)明治43年4月20日 重要文化財に指定される
<木造 不動明王立像(舞鶴市指定有形文化財)>
<絹本著色 薬師十二神将像(やくしじゅうにしんしょうぞう)1幅(重要文化財)>
南北朝時代の作
1903年(皇紀2563)明治36年4月15日 重要文化財に指定される
<制札 1枚(京都府指定有形文化財)>
<金剛院聖教類 1,646点(京都府指定有形文化財)>
<梵鐘 1口(舞鶴市指定有形文化財)>
<金銅独鈷杵 1口(舞鶴市指定有形文化財)>
<金銅独鈷杵・金銅三鈷杵 2口(舞鶴市指定有形文化財)>
<金銅密教法具 14口(舞鶴市指定有形文化財)>