東林院(とうりんいん)(TourinIn) 京都通メンバ
所在地:京都市右京区花園妙心寺町   卍地図情報卍

臨済宗大本山 妙心寺塔頭
霊雲派

本尊:観世音菩薩

創建:1531年(皇紀2191)享禄4年

開基:細川氏綱(ほそかわうじつな)(室町幕府最後の管領)

中興開祖:妙心寺51世 直指宗諤(じきしそうがく)

通称:沙羅双樹の寺(さらそうじゅのてら)

京の通称寺霊場37番

 東林院(とうりんいん)は、JR嵯峨野線 花園駅の北にある臨済宗 大本山 妙心寺霊雲派の塔頭

 妙心寺境内の南北の中央部の東端にあり、涅槃堂の北側の奥まったところにある

 戦国時代に、細川氏綱が、細川家の菩提寺として邸宅付近に創建された
 その後、山名豊国が、妙心寺内に移転し山名氏の菩提寺となる

 樹齢約350年の沙羅双樹の銘木などが育っていた沙羅林がある

 宿坊が併設されており宿泊ができる

【東林院の歴史・経緯】






【東林院の伽藍】

 <書院>
 <庫裡>

 <沙羅林
 本堂前庭に沙羅の木が10本ほど立っている
 樹齢60年ほど高さ15mほどのものもある
 この「沙羅の木」は、夏椿(なつつばき)の別名で、釈迦が入滅したところにあった沙羅双樹の木とは別種
 夏椿は、朝に咲いて、夕方には花の形のままで散る1日花で、「はかなさ」の象徴にされる
 2006年(皇紀2666)平成18年
 樹齢約350年、高さ15mほどの根回り1.5mの幹が二又に分かれた銘木が枯れ、木の上部の木材で作られた珠数がかけられる
 2世の若木、8本が植えられる

 <書院庭園>
 苔と白砂で蓬莱の世界を表現した庭園
 水琴窟がある

 <中庭>
 「千両の庭」と称され、正月には赤や黄の実を付ける

 <山田無文老大師の歌碑>
 「佛さへ 身まかりませし花の色 見ていま沙羅に おもえ諸人」

 <梔子(くちなし)
 山門を入ったところにある

 <紫陽花(あじさい)
 参道にある

 <羅漢槇(らかんまき)>
 本堂手前の庭にある
 樹齢約250年



【東林院の寺宝】

 <山名豊国像>

【その他】

 <精進料理
 現在は、宿坊として精進料理が賞味できる
 現住職 西川玄坊は、精進料理研究家として著名

 <沙羅の花を愛でる会>
 6月



【東林院へのアクセス】

 市バス 妙心寺・妙心寺北門 徒歩約5分
 京都バス 妙心寺・妙心寺北門 徒歩約5分
 JR山陰本線(嵯峨野線) 花園駅 北へ徒歩約15分
 嵐電 北野線 妙心寺 南へ徒歩約10分

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【京都検定 第1回3級】

33.妙心寺について、次のことは正しいかどうか?
(エ)妙心寺の塔頭の東林院は、沙羅双樹のお寺として知られている

 京都検定3級の道  左矢印前の問題に戻る左矢印  ・ 右矢印次の問題に進む右矢印

【京都検定 第7回2級】


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