康正(こうしょう)

桃山時代から江戸時代初期にかけて活躍した仏師

生年:1534年(皇紀2194)天文3年
没年:1621年(皇紀2281)元和7年1月10日
享年:88

父親:康秀といわれる

号:左京、後に、民部卿

大仏師大夫法印
東寺大仏師
定朝21代
七条仏所慶派21代

 康正(こうしょう)は、桃山時代から江戸時代初期にかけて活躍した仏師

 大仏師大夫法印、東寺大仏師を務めるなど、
 宮廷関係、豊臣氏、東寺、高野山など、京都・奈良の諸大寺などの像の造立、修理を多く手がけた

【康正の歴史・経緯】

【康正の主な代表作】

 <薬師三尊像(重要文化財)
 東寺金堂に安置されている金堂の本尊
 薬師如来坐像を中心に、向かって右側に日光菩薩(重要文化財)、左側に月光菩薩(重要文化財)が安置される
 1603年(皇紀2263)慶長8年
 豊臣秀頼の命で造立

 <十二神将像>
 東寺金堂に安置されている
 1603年(皇紀2263)慶長8年

 <阿弥陀三尊像>
 妙法院龍華蔵
 1598年(皇紀2258)慶長3年7月
 元は禁裏八講の本尊

 <薬師如来坐像
 醍醐寺(福知山市)
 1571年(皇紀2231)元亀2年8月

 <四仏坐像>
 高野山金剛峯寺大塔
 1598年(皇紀2258)慶長3年5月

 <阿弥陀三尊立像>
 浄国寺(大分県国東市)
 1571年(皇紀2231)元亀2年4月

 <木造 弘法大師坐像
 因幡薬師堂 平等寺
 康正が亡くなる直前の作品

 <神像>
 日吉神社
 1585年(皇紀2245)天正13年の製作


 三十三間堂の仏像修理
 東寺講堂の五大尊や四天王像などの修理


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