牧護庵(ぼくごあん)は、南禅寺境内の西部にある塔頭
南禅寺の中門から勅使門を過ぎた北にある
明治時代に、室町時代に分裂した法皇寺(乙訓寺)を合併している
<山門>
南禅寺の方に向いて東面する
<わらべ地蔵>
門前の石標上に、足のある地蔵が坐っている
<本堂>
昭和時代初期の建立
<庫裏>
昭和時代初期の建立
<わらべ地蔵の庭>
本堂の東側
彫刻家 杉村孝作の100体以上のわらべ地蔵が安置されている
南北方向に楕円形の園池があり、南禅寺境内から琵琶湖疏水が流入している
池の南に中島があり、社が祀られている
1992年(皇紀2652)平成4年の作庭
<石標 南禅寺五世佛灯国師塔所>
門前に立っている
<絹本著色 約翁徳倹像(やくおうとくけんぞう)1幅(重要文化財)>
鎌倉時代の作
自賛がある
1955年(皇紀2615)昭和30年6月22日 重要文化財に指定される