圓光寺(えんこうじ)
(EnkouJi) 京都通メンバ
所在地:京都市左京区一乗寺小谷町 
   卍地図情報卍

臨済宗南禅寺派の寺院

山号:瑞巌山(ずいげんざん)

本尊:千手観世音坐像

創建:1601年(皇紀2261)慶長6年

創建:徳川家康

開山:閑室元佶(かんしつげんきつ)

重要文化財:3件(絵画2件・歴史資料1件)

 圓光寺(えんこうじ)は、一乗寺にある、徳川家康が、教学のために建立した学問所

 南禅寺の修行道場であり一般公開はされていなかった寺院

 裏山には、徳川家康を祀る「東照宮」があり市街洛北一帯が望める紅葉の名所



【圓光寺の歴史・経緯】



【圓光寺の伽藍】

 <山門>
 瓦葺
 入ると右に松並木、左に生垣が生い茂る

 <本堂>
 本尊の千手観世音坐像が安置されている

 <書院>

 <禅堂>
 12代住持 南嶺尼(なんれいに)が、尼僧の専門道場としたところ

 <十牛の庭>
 池泉回遊式庭園
 人が悟りに至る10段階を明示的に表した「十牛図」という仏教画の十のを、十の石に見立て、悟りの境地を表す庭とされる
 栖龍池(せいりゅうち)は、洛北では最古のものといわれる
 春は新緑、秋は紅葉の名所となっている

 <水琴窟
 柄杓(ひしゃく)で水を落し、竹筒に耳をつけて琴の音に似た聡明な音を聞く
 庭園の入口に置かれている

 <墓地>
 裏山にある
 儒学者 中村惕斎(てきさい)のお墓
 井伊直弼に仕えた密偵 村山たか女のお墓
 たか女は、圓光寺から300mほど南の金福寺で生涯を過ごした

 <東照宮>
 墓地の奥の高台に建つ
 徳川家康が祀られている
 洛北一帯が望めるビューポイント

 <瑞雲閣>
 多くの寺宝が収められている


【圓光寺の寺宝】

 <千手観世音坐像
 仏師 運慶の作といわれる


 <絹本著色 玄佶和尚像(げんきつおしょうぞう)1幅(重要文化財)>
 桃山時代の作
 自賛がある
 1905年(皇紀2565)明治38年4月4日 重要文化財に指定される

 <紙本墨画竹図 六曲屛風一双(重要文化財)>
 円山応挙の筆
 1924年(皇紀2584)大正13年4月15日 重要文化財に指定される

 <山水図>
 室町時代の小栗宗舟の作


 <伏見版木活字(ふしみばんもくかつじ)52,320個(重要文化財)>
 日本最古の伏見版木活字
 江戸時代のもの
 徳川家康が、朝鮮文書や多数の書籍、朝鮮の木活字十万を寄せて管理させたもの
 この木版活字を使って、書籍の出版活動が行われ、「伏見版」「圓光寺版」と称されていた
 貞観政要(じょうかんせいよう)や武経七書、孔子家語などの書が、これにより印刷出版されたといわれる
 活字は、本文用活字・割注用活字・片仮名活字・記号類等からなる
 サクラ材に文字が彫刻されている
 本文用活字と割注用活字は、文字面を深く彫り込み磨滅の進んだものと、文字の彫りが浅く磨滅の少ないものに大別される
 1992年(皇紀2652)平成4年6月22日 重要文化財に指定される
 附指定:摺刷盤 2面
  (厚板に匡郭(きようかく)(枠)をはめこんだもの)
  (活字や罫線を配列して印刷を行った痕跡がある)



【圓光寺へのアクセス】

 市バス 一乗寺下り松 徒歩約10分
 叡山電車 一乗寺 徒歩約15分

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