地図情報
圓光寺(えんこうじ)は、一乗寺にある、徳川家康が、教学のために建立した学問所
南禅寺の修行道場であり一般公開はされていなかった寺院
裏山には、徳川家康を祀る「東照宮」があり市街洛北一帯が望める紅葉の名所
<山門>
瓦葺
入ると右に松並木、左に生垣が生い茂る
<本堂>
本尊の千手観世音坐像が安置されている
<書院>
<禅堂>
12代住持 南嶺尼(なんれいに)が、尼僧の専門道場としたところ
<十牛の庭>
池泉回遊式庭園
人が悟りに至る10段階を明示的に表した「十牛図」という仏教画の十の牛を、十の石に見立て、悟りの境地を表す庭とされる
栖龍池(せいりゅうち)は、洛北では最古のものといわれる
春は新緑、秋は紅葉の名所となっている
<水琴窟>
柄杓(ひしゃく)で水を落し、竹筒に耳をつけて琴の音に似た聡明な音を聞く
庭園の入口に置かれている
<墓地>
裏山にある
儒学者 中村惕斎(てきさい)のお墓
井伊直弼に仕えた密偵 村山たか女のお墓
たか女は、圓光寺から300mほど南の金福寺で生涯を過ごした
<東照宮>
墓地の奥の高台に建つ
徳川家康が祀られている
洛北一帯が望めるビューポイント
<瑞雲閣>
多くの寺宝が収められている
<千手観世音坐像>
仏師 運慶の作といわれる
<絹本著色 玄佶和尚像(げんきつおしょうぞう)1幅(重要文化財)>
桃山時代の作
自賛がある
1905年(皇紀2565)明治38年4月4日 重要文化財に指定される
<紙本墨画竹図 六曲屛風一双(重要文化財)>
円山応挙の筆
1924年(皇紀2584)大正13年4月15日 重要文化財に指定される
<山水図>
室町時代の小栗宗舟の作
<伏見版木活字(ふしみばんもくかつじ)52,320個(重要文化財)>
日本最古の伏見版木活字
江戸時代のもの
徳川家康が、朝鮮文書や多数の書籍、朝鮮の木活字十万を寄せて管理させたもの
この木版活字を使って、書籍の出版活動が行われ、「伏見版」「圓光寺版」と称されていた
貞観政要(じょうかんせいよう)や武経七書、孔子家語などの書が、これにより印刷出版されたといわれる
活字は、本文用活字・割注用活字・片仮名活字・記号類等からなる
サクラ材に文字が彫刻されている
本文用活字と割注用活字は、文字面を深く彫り込み磨滅の進んだものと、文字の彫りが浅く磨滅の少ないものに大別される
1992年(皇紀2652)平成4年6月22日 重要文化財に指定される
附指定:摺刷盤 2面
(厚板に匡郭(きようかく)(枠)をはめこんだもの)
(活字や罫線を配列して印刷を行った痕跡がある)