地図情報
本法寺(ほんぽうじ)は、堀川通の東、小川通に面してある寺院
本阿弥家の菩提寺とされる
6月中旬の梔子(くちなし) 、参道の紫陽花(あじさい)の名所
<本堂(京都府指定有形文化財)>
1797年(皇紀2457)寛政9年の建立
<多宝塔(京都府指定有形文化財)>
寛政年間(1789年〜1801年)の建立
<経蔵(京都府指定有形文化財)>
1588年(皇紀2248)天正16年
中興の祖の本法寺十世 日通上人が建立
本法寺の最古の建物の一つ
<開山堂(京都府指定有形文化財)>
<大玄関(京都府指定有形文化財)>
<庫裡(京都府指定有形文化財)>
<書院(京都府指定有形文化財)>
<仁王門(京都府指定有形文化財)>
<唐門(京都府指定有形文化財)>
<鐘楼(京都府指定有形文化財)>
<宝蔵(京都府指定有形文化財)>
<石橋(京都府指定有形文化財)>
<講堂>
<巴の庭(ともえのにわ)(国の名勝)>
書院前の桃山風の枯山水庭園
本阿弥光悦の作庭
書院の東側が主体で、南側へかぎ型になっている
三島をそれぞれ巴形にして配されている
中庭には、本阿弥光悦遺愛の手水鉢が置かれている
東南隅には、枯れ滝石組(三尊石組)がある
一段落して置かれている縦縞模様をもつ青石により、水流の落ちる様子を表わされている
書院東側の縁先近くには、十本の切石で縁どられた蓮池がある
<十の庭(つなしのにわ)>
講堂南の庭
9つの石と、見る者の心中にもう一つの石で、10とする
十の数字を数えるときに「十(とう)」だけは「つ」を付けないので、「十(つなし)」と称する
沙羅の木が植えられている
<蹲踞の庭>
<涅槃会館>
宝物展示がされている
<墓地>
本阿弥家一族や長谷川等伯らの墓がある
<本阿弥光悦手植え松>
<長谷川等伯の像>
本堂前に、筆を持って立っている
<尊陽院>
<教行院>
<教蔵院>
障壁画・襖絵・絵画
<絹本著色 群介図(ぐんかいず)1幅(重要文化財)>
中国 元時代の作
1909年(皇紀2569)明治42年4月5日 重要文化財に指定される
<絹本著色 日親像(にっしんぞう)1幅(重要文化財)>
本法寺開山の日親の肖像画
室町時代
日親の死後間もないとき、本法寺3世の日澄らが願主となって制作されたといわれる
狩野正信の筆といわれる
掛幅装、画絹一副一鋪、縦94.1cm X 横41.6cm
2017年(皇紀2677)平成29年9月15日 重要文化財に指定される
<絹本著色 日澄像(にっちょうぞう)1幅(重要文化財)>
本法寺3世の日澄の肖像画
室町時代の作
掛幅装、縦93.9cm X 横38.5cm
狩野正信の長男 狩野元信に近い様式
2024年(皇紀2684)令和6年8月27日 重要文化財に指定される
<絹本著色 日淳像(にちじゅんぞう)1幅(重要文化財)>
本法寺4世の日淳の肖像画
室町時代の作
掛幅装、縦86.3cm X 横36.9cm
日親像にならった作
狩野正信の長男 狩野元信の周辺の狩野派の様式
2024年(皇紀2684)令和6年8月27日 重要文化財に指定される
<絹本著色蓮花図(れんげず)2幅(重要文化財)>
中国 元時代の銭舜挙(せんしゅんきょ)の筆といわれる
1907年(皇紀2567)明治40年5月27日 重要文化財に指定される
<紙本金地著色 唐獅子図(からじしず)四曲屏風1隻(重要文化財)>
金雲がたなびく空間を1頭の唐獅子が悠然と歩いている
右下隅にもう一頭の獅子を抹消した痕跡がある
桃山時代の作
作者不詳、狩野永徳一門による絢爛豪華な金碧障壁画
縦174.9cm X 横362.9cm
2019年(皇紀2679)平成31年7月23日 重要文化財に指定される
<紙本墨画 中文殊左右寒山拾得像3幅(重要文化財)>
室町時代の作
中央は啓牧の筆、左右は啓孫の筆
1926年(皇紀2586)大正15年4月19日 重要文化財に指定される
<長谷川等伯関係資料(重要文化財)>
1599年(皇紀2259)慶長4年のもの
・絹本著色日堯像(長谷川信春の筆)1幅(34歳の款記がある)
・絹本著色日通像(長谷川等伯の筆)1幅
・紙本墨画妙法尼像(長谷川等伯の筆といわれる)1幅
・等伯画説(日通の筆)1冊
1957年(皇紀2617)昭和32年2月19日 重要文化財に指定される
附指定:日通書状(正月二十六日)(長谷川等伯宛)1幅
附指定:法華論要文 1幅
(日親筆授与状並に慶長七年十一月等伯寄進状(日通筆)及び同裏書がある)
附指定:本尊曼荼羅 1幅
(慶長八年七月等伯の寄進裏書(日通筆)がある)
<紙本著色 仏涅槃図(重要文化財附指定)>
長谷川等伯関係資料の一つ
1599年(皇紀2259)慶長4年4日
慶長四年四月日通の銘がある
長谷川等伯の筆
10m×6m
長谷川等伯が、若死した息子の七回忌に奉献したもの
<金銅宝塔(こんどうほうとう)1基(重要文化財)>
方形基壇の上に円筒形の塔身、屋蓋(おくがい)、相輪(そうりん)をのせた宝塔形の舍利容器(しやりようき)
金銅宝塔としては、最も大形である
1370年(皇紀2030)建徳元年/応安3年
応安三年六月二日大檀那雪江崇永(せつこうすうえい)、大工覚性の刻銘がある
1981年(皇紀2641)昭和56年6月9日 重要文化財に指定される
<紫紙金字法華経(ししきんじほけきょう)10巻(重要文化財)>
開結共
花唐草文経箱に入っている
本阿弥光悦の寄進状が添えられている
平安時代のもの
1949年(皇紀2609)昭和24年2月18日 重要文化財に指定される
附指定:花唐草文螺鈿経箱 1合
附指定:正月十三日本阿弥光悦寄進状 1幅
<如説修行抄(にょせつしゅぎょうしょう)1巻(重要文化財)>
本阿弥光悦の筆
1962年(皇紀2622)昭和37年2月2日 重要文化財に指定される
<法華題目抄(ほっけだいもくしょう)1巻1巻(重要文化財)>
本阿弥光悦の筆
1962年(皇紀2622)昭和37年2月2日 重要文化財に指定される
<棟札十三枚(京都府指定有形文化財)>
<涅槃会>
3月15日〜4月30日
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