地図情報
<本堂>
艮の廊(左側)に日蓮を祀る
1852年(皇紀2512)嘉永5年の再建
間口9間、総ヒノキ造、土蔵造、回廊は石畳
<釈迦堂(立像堂)>
日蓮の随身仏といわれる金銅釈迦如来立像(立像釈迦牟尼仏)を祀る
釈迦像は年2回、万人講(4月上旬)と御会式(おえしき)(10月13日)に開帳される
<鐘楼>
1606年(皇紀2266)慶長11年
梵鐘は「慶長十一年」の銘がある
豊臣秀頼が片桐且元に命じ鋳造し、摂津 生国魂神社に奉納したもの
徳川家康が、大坂の陣で陣鐘として用いたものといわれる
旗本大名 大久保忠教(大久保彦左衛門)が譲り受け、菩提寺に奉納される
豊臣秀頼・淀殿・加藤清正・細川勝元の名前が刻まれている
<山門>
<庫裏>
<三十番神堂(鎮守社)>
<七福弁財天>
<竜吐水>
「雲竜水」とも称される
消防用具
木製の箱に水を入れ、横棒を上下に動かして、手押しポンプの装置で水を噴出させた
享保年間(1716年~1736年)
オランダから渡来したといわれ、長崎で発明されたといわれる
<塔頭 円龍院>
<塔頭 詮量院>
<塔頭 心城院>
<塔頭 玄妙院>
<墓所>
江戸時代の旗本大名 大久保忠教(大久保彦左衛門)の五輪塔と大久保氏9名のお墓
江戸時代の亀山藩主 石川氏7名のお墓
江戸時代の画家 岸駒と一族の岸良・岸徳・岸岱・岸禄などのお墓
江戸時代の刀研師・俳人 桜井梅室のお墓
<御土居>
1591年(皇紀2251)天正19年1月
豊臣秀吉が、京都の周囲に築いた土塁の一部が境内の東側にあった
<紙本墨書 後深草天皇宸翰御消息(ごふかくさてんのうしんかんごしょうそく)1幅(重要文化財)>
1292年(皇紀1952)正応5年12月9日
後深草天皇の宸翰
1943年(皇紀2603)昭和18年6月9日 重要文化財に指定される
<紙本墨書 伏見天皇宸翰御消息(ふしみてんのうしんかんごしょうそく)1幅(重要文化財)>
伏見天皇の宸翰
1943年(皇紀2603)昭和18年6月9日 重要文化財に指定される
<寛性親王御消息飜摺法華経(かんしょうしんのうごしょうそくほんしゅうほけきょう)8巻(重要文化財)>
鎌倉時代のもの
1956年(皇紀2616)昭和31年6月28日 重要文化財に指定される
<金銅釈迦如来立像(法華題目釈迦多宝仏)>
立像堂に祀られている釈迦如来
一尺五寸
伊豆の海中より出現したもので、日蓮の随身仏といわれる
かつて本圀寺に祀られていたもの
1536年(皇紀2196)天文5年
天文法華の乱のときに、今井道順により当寺に遷されたといわれる
江戸時代には、「名釈迦」の一つとされる
たびたびの火災ににも無事であり、除災鎮護の仏さんとしての信仰される
釈迦堂の金銅釈迦立像が開帳される
万人講 4月上旬
御会式(おえしき) 10月13日