妙喜庵(みょうきあん)
(MyoukiAn) 京都通メンバ
正式名称:妙喜禅庵

所在地:京都市乙訓郡大山崎町大山崎竜光 
   卍地図情報卍

臨済宗東福寺派の寺院

山号:豊興山(ほうこうざん)

本尊:聖観世音菩薩

創建:明応年間(1492年〜1501年)

創建:山崎宗鑑

開山:聖一国師法嗣 春嶽士芳禅師(しゅんがくしほう)

国宝:1棟(茶室 待庵

 妙喜庵(みょうきあん)は、京都府南部の大山崎町にある寺院

 千利休が建立した現存する唯一の茶室待庵」(国宝)がある

【妙喜庵の歴史・経緯】

【妙喜庵の伽藍】

 <茶室 待庵(たいあん)(国宝
 書院の南側に接してある二畳の茶室
 第三世の功叔士紡(こうしゅくしぼう)が茶人であったことから、千利休がよくこの妙喜庵を訪れていた
 羽柴秀吉(豊臣秀吉)明智光秀を討つために構えた山崎の地の陣中に、千利休を招いて作らせた茶室
 その後に、解体されて妙喜庵に移されたといわれる
 待庵は、わが国最古の茶室建造物で、千利休の現存する遺構として唯一の茶室
 国宝に指定されている3棟の茶室(犬山の如庵、大徳寺密庵)のうちの一つ
 後世に、各地でしばしば写しが作られている
 二畳の隈炉、洞床の床の間、一畳板畳付の次の問、勝手の間がある
 南面に土庇がある
 一重、切妻造、こけら葺

 1582年(皇紀2242)天正10年の建立
 1903年(皇紀2563)明治36年4月15日 重要文化財に指定される
 1951年(皇紀2611)昭和26年6月9日 国宝に指定される


 <書院(しょいん)(重要文化財)>
 文明年間(1469年〜1487年)
 妙心寺霊雲院書院を模して建てられ、連歌の祖 山崎宗鑑が居住していたといわれる
 書院造、桁行二間、梁間三間、一重、切妻造、柿葺き(こけらふき)
 1903年(皇紀2563)明治36年4月15日 重要文化財に指定される

 <書院前庭>
 待庵東側の庭
 豊臣秀吉ゆかりの「袖摺りの松」の3代目の切り株が残る

 <明月堂>
 ここにも連歌の祖 山崎宗鑑が居住していたといわれる
 現在の建物は、昭和時代初期に新築されたもの

【妙喜庵の寺宝】

 <油筒の花入れ>
 山崎宗鑑の油筒を模して花入れとしたもの

【その他】

 <大山崎町歴史資料館>
 創建当時の姿の待庵が原寸大の復元模型で展示されている

【妙喜庵へのアクセス】

 阪急電車 京都線 大山崎駅 徒歩約5分
 JR東海道線(京都線) 山崎駅 徒歩約5分
 阪急バス 阪急大山崎 徒歩約5分

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