 
 地図情報
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 聖澤院(しょうたくいん)は、JR嵯峨野線 花園駅の北にある臨済宗 大本山 妙心寺の塔頭
 妙心寺境内の西側、天授院の北、法堂の西にある
 妙心寺の塔頭の中でも寺格が高く、妙心寺四派のうち聖澤派の本庵
 <山門>
 現在のものは、1594年(皇紀2254)文禄3年、外護者の主馬守 早川長政により建立される
 <庫裏(京都府指定有形文化財)>
 現在のものは、1594年(皇紀2254)文禄3年、外護者の主馬守 早川長政により建立される
 1999年(皇紀2659)平成11年 京都府指定有形文化財に指定される
 <玄関>
 現在のものは、1594年(皇紀2254)文禄3年、外護者の主馬守 早川長政により建立される
 <方丈(京都府指定有形文化財)>
 現在のものは、1594年(皇紀2254)文禄3年、外護者の主馬守 早川長政により建立される
 1999年(皇紀2659)平成11年 京都府指定有形文化財に指定される
 <書院(京都府指定有形文化財)>
 数寄屋造風の様式になっている
 1999年(皇紀2659)平成11年 京都府指定有形文化財に指定される
 <方丈庭園>
 <書院西の庭>
 <能見松平家4代 松平英親のお墓>
 <方丈 襖絵>
 片山尚景の襖絵「獅子図」「十牛図」「花鳥図」など84面がある
 <書院  襖絵>
 狩野栄川筆の水墨画がある
 一之間、床之間の紙本墨画「山水図」1面、紙本墨画「麒麟図」6面
 二之間に紙本墨画「竹林七賢図」14面
 鉄斎之間には、富岡鉄斎の筆の襖絵「巌栖谷飲図」9面がある
 <「摩利支天画像」1巻(重要文化財)>
 朝鮮 高麗時代のもの
 <東陽禅師像>
 <庸山禅師像>
 <愚堂禅師像>
 <四派四本庵(しはしほんあん)>
 妙心寺の3,500ほどの末寺が必ず属する4つの宗派
 室町時代、塔頭の龍泉庵、東海庵、聖澤院、霊雲院が創建される
 妙心寺第9世 雪江宗深の法嗣から、四派の景川宗隆(龍泉派)、悟渓宗頓(東海派)、特芳禅傑(霊雲派)、東陽英朝(聖澤派)が出る
 これにより、四派四本庵による運営体制が確立し、この四派により、妙心寺一山の全権が掌握され、住持も決定された
 雪江宗深は、この4人を評価して「禅は景川、徳(福)は悟渓、寿(頌)は特芳、才は東陽」とした
 聖澤院は、東陽英朝(とうようえいちょう)の聖澤派(しょうたくは)の本庵とされる