角倉素庵(すみのくらそあん)(Soan Suminokura)

江戸時代初期の土木事業家、貿易商、能書家

生年:1571年(皇紀2231)元亀2年6月5日
没年:1632年(皇紀2292)寛永9年6月22日
享年:62

角倉了以の長男
名:与一
諱:玄之、貞順、光昌
字:子元
号:素庵

洛下の三筆の一人

お墓:化野念仏寺二尊院

 角倉素庵(すみのくらそあん)は、江戸時代初期の土木事業家、貿易商、能書家

 角倉了以の長男

 父親の跡を継いで貿易業や土木事業にも携わり、儒学を藤原惺窩に、書を本阿弥光悦に学び、書道の角倉流を創始した

【角倉素庵の経緯】

【角倉素庵ゆかりの地】

 <二尊院
 八代の宮の前から坂を上っていった本堂背後の小倉山中腹に、角倉了以・角倉素庵父子のお墓がある

 <化野念仏寺
 背後の山の霊園墓地に、角倉素庵のお墓がある

 <瑞泉寺
 本堂に角倉了以と角倉素庵の像が安置されている

 <大悲閣
 角倉了以顕彰碑(角倉素庵の建立、林羅山(はやしらざん)による撰文)

【その他】

 <嵯峨本(角倉本)
 角倉素庵が、本阿弥光悦俵屋宗達らの協力を得て出版を行ったもので、「角倉本」「光悦本」とも称される
 雲母刷の用紙を使ったり、装丁などに美しいデザインと工夫がこらされた豪華本で、「小倉百人一首」や「源氏物語」などが出版された

 <書道 角倉流>
 和様書道の流派の一つ
 角倉素庵が、本阿弥光悦の書風を継いで始めたもの
 「嵯峨流」「与一流」とも称される


【京都検定 第3回3級】

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