地図情報
水度神社(みとじんじゃ)は、城陽市の中央部、鴻の巣山の西山麓にある神社
一の鳥居は、奈良街道に西面してあり、長い参道を東進して境内は京都府立城陽高等学校の北側にある
式内社(久世郡 水度神社三座)とされている
久世郡寺田村の産土神さん
本殿(重要文化財)は、城陽市市内で最も古い建造物とされる
<一の鳥居>
奈良街道に西面して立っている
1966年(皇紀2626)昭和41年9月の再建
<玉池>
一の鳥居そばにある池
<JR奈良線の境内踏切>
<参道の松並木(水度参道)(京都の自然200選)>
旧大和街道に接して立つ一の鳥居から鴻ノ巣山の麓の二の鳥居を経て、本殿に至る約600m坂道の参道
参道の両側は、松の古木の並木になっている
神社の周りは、アカマツ・シイ林になっている
<大河原川に架かる橋の欄干>
<二の鳥居>
<手水舎>
左側(北側)にある
<龍王神社
手水舎の右側(東側)にある
<石階段>
<稲荷社(稲荷大明神)>
石段の途中左側、朱塗りの鳥居が立っている
神明造、平入切妻造
<水戸永大明神>
稲荷社の左側(西側)にある塚
<水戸丸代明神>
稲荷社の左側(西側)にある塚
<神域>
石階段を上がり切った境内の社殿は、参道と直角に南向きに立っている
<拝殿>
妻入入母屋造、檜皮葺
内部には酒樽が積まれている
<本殿(ほんでん)1棟(重要文化財)>
中門と透塀に囲まれている
一間社流造、側面二間、正面千鳥破風付、勾配が大きい檜皮葺
向拝正面中央の蟇股に、透かし彫りの唐草と笹竜胆が施されている
1448年(皇紀2108)文安5年の建立
城陽市市内で最も古い建造物とされる
1906年(皇紀2566)明治39年4月14日 重要文化財に指定される
附指定:棟札 8枚
<末社群>
石段上がってすぐ左手にある、左から
厳島神社
加茂神社
日吉神社
<絵馬堂>
拝殿の左手奥、本殿の手前左にある
<松尾神社>
本殿の左側(西側)にある
小さな盛砂が置かれている
<末社群>
本殿の右側(東側)にあり、それぞれ小さな盛砂が置かれている
左側から
天満宮社
太神宮社
八幡神社
<春日神社>
拝殿の左側(西側)にある
<絵馬堂>
春日神社の右側(北側)にある
<天地神祇遥拝所>
八幡神社の右側(南側)にある
神明鳥居があり、その奥に石碑「天神地祇」がある
<椎のご神木>
社務所の横に立つ
樹齢300年以上といわれる
<ダイオウショウ(城陽市の銘木)>
樹高25m
<鴻巣山への登り口>
天地神祇遥拝所の横にある
<おかげ踊り図絵馬(京都府登録文化財)>
おかげ踊りの様子を描いた絵馬
江戸時代に伊勢講により、伊勢神宮へ、音頭・太鼓・鉦・笛にあわせて、御幣を振り掲げ、踊りながら参宮したといわれる
1830年(皇紀2490)文政13年11月1日
寺田村北東町の人々により奉納された絵馬
<鉄湯釜(城陽市指定文化財)>
湯立て神事に用いられたもの
1425年(皇紀2085)応永32年の銘がある
<大般若経 601巻・経箱7箱(城陽市指定文化財)>
鎌倉時代前期の写経
<例大祭・寺田祭>
9月30日から10月2日
五穀豊穣に感謝し、氏子繁栄の祈願が行われる
9月30日 おいで
御旅所から子ども神奥を中心に巡行が行われる
10月1日 宵宮
御旅所にて巫女が鉄湯釜の湯を笹によって参拝者に振りまく「湯立て神事」
10月2日
神社と御旅所の間にて神輿巡行が行われる
<鴻ノ巣山散策路>
1998年(皇紀2658)平成10年
水度神社から東側の鴻ノ巣山頂上を経て、城陽市総合運動公園(鴻ノ巣山運動公園)までの間の散策路が整備されている
展望台や東屋なども設置され、城陽市内や木津川対岸の山並みなどの景観が望める
<鴻ノ巣山(こうのすやま)>
城陽市の中心部に位置する山
標高118m