石楠花(しゃくなげ)(Rhododendron)

分類:ツツジ目ツツジ科ツツジ属シャクナゲ亜属

様態:常緑広葉低木

学名:Rhododendron hybrids

花期:4月中旬

別記:石南花

別名:ロードデンドロン(Rhododendron)、セイヨウシャクナゲ(西洋石楠花)

 石楠花(しゃくなげ)は、:ツツジ目ツツジ科ツツジ属の常緑広葉低木

 4月頃に、低木の枝の先に、ツツジに似た派手で大きな花をつける

【石楠花の特徴】

 耐寒性常緑広葉樹の低木で、樹高は50〜180cm

 常緑広葉樹だが、寒冷地にまで分布している
 園芸用品種として数多くの外国産のシャクナゲが日本に導入されており、各地で植栽されている

 開花期は、4月頃
 枝の先に、ツツジに似た花をぐるっと球状につける
 白、紅紫、ピンク、黄色など、派手で大きな花を咲かせる
 花径は、5〜10cm
 1年おきに花勢が変わるといわれる

 葉は、輪生で、光沢があり、丸みを帯びて細長い

 約140種ほどある
 葉が小振りで淡い花色の「和石楠花」と、葉が大きく花色が濃く開花が少し遅い「西洋石楠花」がある
 和石楠花には、本石楠花(ほんしゃくなげ)、細葉石楠花(ほそばしゃくなげ)、白山石楠花(はくさんしゃくなげ)、
東石楠花(あずましゃくなげ)などがある

【石楠花の主な名所】

 宮 春日神社 京都府自然環境保全地区第1号 巨大伏状台杉群 シャクナゲの群生地
 志明院 石楠花林 京都市指定天然記念物
 随心院 お堂の廊下・庭園に艶っぽく咲く西洋シャクナゲ
 三室戸寺 2万株のツツジ園の奥のシャクナゲ谷 1000株の西洋シャクナゲ

 阿弥陀寺 ・    金剛輪寺 ・    三千院 ・    直指庵 ・    常照皇寺 ・    実光院
 神護寺 ・    成相寺 ・    峰定寺 ・    善峯寺 ・    龍安寺 ・    蓮華寺

【その他】

 <有毒植物>
 シャクナゲは、葉にロードトキシンことグラヤノトキシンなどのケイレン毒を含む
 摂取すると吐き気や下痢、呼吸困難を引き起こすことがある

 <花言葉>
 「威厳、荘厳」

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