金蓮寺(こんれんじ)
(KonrenJi) 京都通メンバ
所在地:京都市北区鷹峯藤林町 
   卍地図情報卍

時宗四条派本寺の寺院

山号:錦綾山

本尊:阿弥陀如来

創建:1311年(皇紀1971)応長元年

開山:時宗の僧 浄阿真観

通称:四条道場、四条京極道場

重要文化財:1件(絵画)

 金蓮寺(こんれんじ)は、鷹峯の東の丘陵地にある寺院

 錦綾幼稚園に隣接している

【金蓮寺の歴史・経緯】

【金蓮寺の伽藍】

 本堂は、再建されていない

 <庫裏>
 <弁財天社>
 <五輪塔>
 <石仏>
 
 <杜鵑松(とけんしょう)>
 名木
 足利義教が、この木の枝に来て鳴き始めるホトトギスの初声を聞きに訪れたといわれる


 <江戸時代塔頭
 元正院・梅林院・後松庵・照月院・知足院・南涼院・寿福庵・永福院・宝珠庵・長春庵・
 尋牛庵・興徳庵・松林院・放光庵・真珠庵

 十住心院(現在の染殿地蔵
 旧地(中京区中之町)に残されている
 一遍上人念仏賦算遺跡がある

【金蓮寺の寺宝】

 <絹本著色 阿弥陀如来像(あみだにょらいぞう)1幅(重要文化財)>
 中国 南宋時代のもの
 喩法師 思浄の作といわれる
 縦111.3cm X 横63.3cm、掛幅装、画絹一副一鋪
 1359年(皇紀2019)正平14年/延文4年正月
 臨済宗の像 定山祖禅による書付がある
 2020年(皇紀2680)令和2年 重要文化財に指定される

 <紙本著色 遊行上人絵伝(ゆぎょうしょうにんえでん)20巻(重要文化財)>
 時宗開祖 一遍上人と二祖 他阿真教の伝記を描いた絵巻物
 原本は失われている
 南北朝時代の写本「金蓮本」
 縦33.6~33.8cm x 長466.3~1050.8cm、巻子装
 2024年(皇紀2684)令和6年8月27日 重要文化財に指定される

 <遊行上人絵伝 巻8のみの1巻>
 <遊行上人絵伝 詞書のみの10巻>

 <一遍上人縁起>
 素眼法師の筆
 1593年(皇紀2253)文禄2年
 豊臣秀吉の副書が付いてる

【その他】

 <山号「錦綾山」>
 旧地が、四条京極の八坂神社四条御旅所の北向いにあった
 「錦綾山」は、錦小路通と綾小路通の間にあったことにちなむ

【金蓮寺へのアクセス】

 京都市バス 北木ノ畑町 あるいは 鷹峯上ノ町 徒歩約5分

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