宥清寺(ゆうせいじ)
(YuuseiJi) 京都通メンバ
所在地:京都市上京区一条通七本松西入ル北側滝ケ鼻町 
   卍地図情報卍

本門佛立宗の本山寺院

山号:本門佛立山(旧山号:青柳山)

本尊:十界曼荼羅

創始:1308年(皇紀1968)延慶元年

開山:中老越後阿闍梨(ちゅうろうえちごのあじゃり)日弁上人(にちべんしょうにん)

開導:日扇聖人(にっせんせいじん)

日蓮宗京都十六本山の一つ

重要文化財:1躯(彫刻)

 宥清寺(ゆうせいじ)は、北野天満宮の南東、一条通中立売通が合流している通りに面してある寺院

 関西における日蓮聖人門下の最初の寺院とされる

【宥清寺の歴史・経緯】

【宥清寺の伽藍】

 <山門>

 <本堂>
 本尊の十界曼荼羅を祀る
 日蓮聖人が自らが魂を入れた「手自開眼の御尊像」が祀られている
 1931年(皇紀2591)昭和6年の再建

 <庫裏>
 本堂の西側(左側)にある

 <西門>
 庫裏の横にある

 <教務寮>
 庫裏の裏、境内の北西の隅にある

 <法宅>
 教務寮の横にある

 <宝蔵>
 本堂の真後ろにあり、廊下でつながっている

 <日蓮聖人像>
 <宗門納骨堂>
 <百万霊会供養塔>

 <佛立本山講堂>
 本堂の左手前にある

 <イブキ(上京区民誇りの木)>
 檜科の常緑高木
 樹高11.0m、枝張7.70m、幹周2.05m

 <楠(クスノキ)(上京区民誇りの木)>
 クスノキ科の常緑高木
 樹高15.5m、枝張12.6m、幹周3.25m


 宥清寺の西側

 <佛立会館>
  宗務本庁
  京都佛立ミュージアムがある

 <佛立教育専門学校>
 <佛立図書館>
 佛立会館の南にある

 <佛立霊地>
 佛立教育専門学校の向かいにある

【宥清寺の寺宝】

 <木造 日蓮坐像 1躯(重要文化財)>
 日蓮聖人説法御影像
 日蓮門下寺院の中では、最古の御尊像とされる
 法衣の後襟を高く三角状にたてた僧綱領(そうごうえり)とし、袈裟を着け、
横被(おうひ)を背中から右肩にかけて膝前にたらし、左手に経巻、右手に笏(持物各後補)を持って坐っている
 像高47.6cm、檜材、寄木造で、両眼に水晶製の玉眼を嵌入、表面は全面に布を貼り、サビ漆で地固めし黒漆塗の上賦彩
 袈裟や横被の牡丹・菊花唐草文や羯摩・輪宝文は、胡粉盛上金箔押しされている
 鎌倉時代、1279年(皇紀1939)弘安2年
 中老僧 日法上人が、日蓮聖人の生前に謹刻した一木三体の御尊像の一つ
 日蓮聖人が自らが魂を入れた「手自開眼の御尊像」
 その後、日弁により、上総国 鷲山寺より本寺 青柳山本門寺へ遷座されたといわれる
 1989年(皇紀2649)平成元年6月12日 重要文化財に指定される

【宥清寺へのアクセス】

 市バス 北野天満宮前 徒歩約5分
 嵐電 北野白梅町駅 徒歩約15分

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