狩野山楽(かのうさんらく)は、狩野永徳の弟子となった江戸時代初期の狩野派の絵師
狩野探幽(狩野永徳の孫)らが江戸に移って活動したが、
狩野山楽や門徒の狩野山雪の系統は京都にとどまって活躍し「京狩野」と称される
<龍虎図屏風(妙心寺)(重要文化財)>
「文王呂尚(ぶんのうりょしょう)」「商山四皓図(しょうざんしこうず)(重要文化財)」
<方丈障壁画(妙心寺 塔頭 天球院)(重要文化財)>
襖絵56面、杉戸絵16枚など合わせて152面ある
狩野山楽・狩野山雪父子の筆といわれる
襖絵は、表側の部屋は花鳥走獣を主とした金碧画、奥側の部屋は山水人物画になっている
<大覚寺 宸殿 障壁画(大覚寺)(重要文化財)>
「牡丹図」と「紅白梅図」
<大覚寺 正寝殿 障壁画(大覚寺)(重要文化財)>
「松鷹図」と「山水図」
<正伝寺 方丈 障壁画(正伝寺)(重要文化財)>
中国の風景が描かれている
<松図(京都国立博物館)(重要文化財)>
<養源院 障壁画(養源院)(京都府指定文化財)>
<紙本金地墨画 楼閣山水図六曲屏風(妙顕寺)(京都市指定有形文化財)>
<知恩院 経蔵の天井や側壁(知恩院)>
<三宝院 表書院 襖絵(三宝院)>
<浄土院 養林庵 書院 床の間(浄土院)>
「雪景楼閣山水図」
<妙心寺 塔頭 雑華院「薬山射塵中塵図」>
妙心寺74世 単伝士印(たんでんしいん)の賛がある