官休庵(かんきゅうあん)
(KankyuuAn) 京都通メンバ
所在地:京都市上京区武者小路通小川東入西無車小路町     名所地図情報名所

流派:武者小路千家

創建:1667年(皇紀2327)寛文7年

設計:一翁宗守好み

 官休庵(かんきゅうあん)は、武者小路千家の流祖 一翁宗守千宗旦の次男)が創建した茶室

 京都御苑堀川の間、西洞院通が武者小路通に突き当たった北側にある

 「武者小路千家」の名は、官休庵が、武者小路通に立つことに由来する

【官休庵の歴史・経緯】



【官休庵】

 官休庵のほか、半宝庵・環翠園・祖堂・弘道庵・起風軒など名席が飛石でつながっている

 露地には、石灯籠などがおかれている

 <武者小路千家茶室官休庵 1棟(国の登録有形文化財)>
 主屋の北付属棟の東にある
 武者小路千家の初代 一翁宗守好みの茶室として再建される
 1畳の客座と台目の点前座との間に5寸2分幅の半板を入れた独特の平面
 東に2つの下地窓、南に躙口と下地窓を開き、北に水屋が続く
 屋根は桟瓦葺で螻羽と、軒はこけら葺
 千宗旦の筆の扁額「官休」がかけられている
 木造平屋建、瓦葺一部こけら葺、建築面積11m2
 1926年(皇紀2586)大正15年の再建
 2004年(皇紀2664)平成16年11月29日 国の登録有形文化財に登録される

 <編笠門>
 武者小路千家の象徴の一つとされる中門
 20年ごとに屋根の葺替が行われている

 <学院棟>
 茶道研修の場


 <石碑「千宗守居士遺蹟官休庵(せんのそうしゅこじいせきかんきゅうあん)」>
 門前に立てられている
 建立年:1928年(皇紀2588)昭和3年
 建立者:京都史蹟会
 大きさ:高さ128cm × 幅18cm × 奥行18cm
 碑文:
 (南側)千宗守居士遺蹟 官休庵
 (東側)昭和三年十一月
 (西側)京都史蹟会建

【その他】

 <名前の由来>
 「官休庵」は、流祖 一翁宗守が、父親 千宗旦と相談して茶室を造ったときに、父親 千宗旦に命名してもらったといわれる
 その意味は不詳
 茶室 官休庵には、千宗旦の筆の扁額「官休」がかけられている

 1774年(皇紀2434)安永3年
 一翁宗守の百年忌のとき、
 大徳寺第390世 眞巌宗乗(しんがんそうじょう)による頌には、
「古人云官因老病休 翁者蓋因茶休也歟(茶の湯に専念するために、官(茶道指南)を辞めたのであろう)」と記されている

【官休庵へのアクセス】

 市バス 今出川新町 徒歩約5分
 地下鉄 烏丸今出川駅 徒歩約8分


【京都検定 第2回3級】

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