生身天満宮(いきみてんまんぐう)は、園部町の中心部、天神山山腹にある神社
菅原道真が大宰府に左遷されることになったとき、
園部の代官 武部源蔵が、菅原道真の8男 慶能君の養育し、菅原道真の木像が刻み、
生祠(いきほこら)を建てて奉斎したことから「日本最古の天満宮」とされる
<本殿(京都府指定文化財)>
一間社、流造、檜皮葺
<回廊(京都府指定文化財)>
本殿の周囲に回廊がめぐらされている
<拝殿(京都府登録文化財)>
<石碑「陸軍大将田中弘太郎誕生の地」>
1866年(皇紀2526)慶応2年9月29日
生家がこの地にあり、旧園部藩士の後継ぎとして生まれた
高さ185cm、幅37cm
右側面:陸軍大将鈴木隆雄書
裏面:皇紀2600年記念 帝国在郷軍人会園部町分会建之
<生身天満宮文化財環境保全地区>
2008年(皇紀2668)平成20年 指定される
16社が祀られている
摂社5社
<武部源蔵社>
北側参道沿いにある
祭神:創始者 武部源蔵
<大神宮 (伊勢神宮)>
表参道の突き当たりにある
祭神:天照大御神、豊受大御神
<秋葉愛宕神社(京都府登録文化財)>
大神宮の右側の石階段の上にある
祭神:火産霊神(愛宕社)・火之迦具土神(秋葉社)
生身天満宮秋祭の前日の午前に例祭が行われ、火災除お札が授与される
明治維新により廃寺にさせられた延命院福量寺 聖天堂だったもの
1709年(皇紀2369)宝永6年の建立
<厳島神社>
表参道の左側、池にある
祭神:狭依姫命(さよりひめのみこと)
愛称:弁天さん
ご利益:水神、勝運の神、開運招福、芸能の神、女性の守護神
女の子がお詣りすると美人になるといわれる
例祭が8月1日夕刻に行われる
<国定国光稲荷神社>
表参道の左手、厳島神社の奥にある
祭神:稲荷大明神
11月に御火焚祭が行われる
末社10社
<白山姫神社>
大神宮の南側に、塞神社と並んである
<塞神社 (さいじんじゃ)>
<八坂神社>
神輿蔵の南側に、西宮神社と八幡宮と並んである
<西宮神社>
<八幡宮>
<紅梅神社・白太夫神社・老松神社>
境内の南東隅にある
<稲荷神社・金比羅神社>
境内の南東隅にある
御旅所1社
<稲荷神社>
南丹市園部町上本町
祭神:御崎大神、明月大神、倉稲魂命
1865年(皇紀2525)慶応元年
藩主 小出氏の守護神であった明月大神を園部川堤上に祀られた
同年、御崎大神が合祀される
1908年(皇紀2568)明治41年
現在の地に還座される
<制札(京都府指定文化財)>
戦国時代
丹波守護職 細川家や、管領 織田家が、境内での乱暴狼藉や伐採を禁止することを示した禁制高札
<歳旦祭> 1月1日
<学神祭 (勧学祭)> 1月25日
<節分祭> 2月節分
<祈年祭> 2月17日
<梅花祭> 3月最終日曜日
<春季例祭 宵宮祭> 4月30日
<春季例祭(春祭り)> 5月1日
<夏越の大祓式> 6月30日
<弁天祭・万灯会> 8月1日夕刻
<秋季例祭 宵宮祭>
10月第3土曜日
<秋季例祭(秋祭り)>
10月第3日曜日
955年(皇紀1615)天暦9年9月7日
霊廟から、神殿が建立され神社とされ正遷宮式が行われ、以降9月7日が例祭日と定められていた
現在は、日程が変更されている
<新嘗祭> 11月23日
<師走の大祓式> 12月31日
<歌舞伎「菅原伝授手習鑑」>
菅原道真の神話を素材にした全5段の創作物語
第四段「寺子屋の段」に、創始者 武部源蔵と養育した菅原道真の8男 慶能君が登場する
歌舞伎ファンの参拝もされている
<とんぼ玉合格お守り>
授与品の一つ
トンボは、前にしか進まず退かないことから「勝ち虫」「不転退」の縁起物とされる
トンボの複眼に似たとんぼ玉が、ちりめん紐につけられている
<延命院福量寺>
生身天満宮の真言宗の宮寺だった
観音堂・護摩堂・祇園社・聖徳太子堂・文殊堂などがあったといわれる
明治維新、明治新政府の廃仏毀釈の悪政により廃寺にさせられた
聖天堂だけが、摂社 秋葉愛宕神社として残された